駐カンボジア・タイ大使館、カンボジアでの高収入の仕事募集に警告!

プノンペンの駐カンボジア・タイ大使館によると、カンボジアではタイ人がコールセンターでの強制労働につながる可能性のある求人詐欺について警告を発していると発表した。

多くの被害者がコールセンターの中国マフィア組織で働くことになったため、大使館はタイ人にカンボジアでの高賃金の仕事の応募を再検討するよう助言、警告している。

昨年、カンボジアでは多数のタイ人がコールセンターのマフィア組織に誘われ、その結果、コールセンターに応募した被害者の中には最長50年の懲役刑を受け、詐欺被害者への返済を命じられた人もいる。

これを踏まえ、タイ大使館はタイ人の求職者に対し、カンボジアでの応募や勤務を検討している企業について注意深く調査するよう呼び掛けている。さらに大使館は、求職者が合法的なルートではなく雇用主によってカンボジアに密入国した場合、違法的に強制的に働かされる可能性が高いと警告している。

タイ大使館は、外国で働くことを計画しているタイ人は合法的に出国し、適切な労働許可を取得する必要があると強調している。

掲載写真:イメージ Khmer Times

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