フン・マネ首相は25日(月)、相互信頼を促進し、社会経済発展に貢献し、同地域の人々の幸福を増進するため、第4回メコン・ランツァン協力(MLC)指導者会議にオンラインで出席した。
*ランツァン:メコン川の上流部ー中国国内・雲南省のメコン川の中国名称。
「メコン・ランツァン諸国間の未来と近代化を共有する国々や地域の構築に力を合わせる」をテーマに開催され、参加者は全体的な進捗状況を報告し、協力の拡大、相互信頼の促進、MLCの枠組みの下でのパートナーシップ強化に向けた将来の方向性」を定め、さらに「同地域の社会経済の発展に貢献し、周辺地域の人々の幸福を増進します」を目的とする組織です。
このオンライン会議は、共同議長のミャンマー国家行政評議会議長:ミン・アウン・フライン将軍(ミャンマー軍政のトップ)と中国の李強首相の招待で開催された。
25日の午後、プノンペンの平和宮殿(旧閣僚評議会ビル)からビデオ会議を通じて開催されたMLC指導者会議には、フン・マネ首相をはじめ数名の副首相、大臣などの政府高官が参加した。
カンボジア外務省は、「第4回MLC首脳会議は、メコン・ランツァン諸国が同地域の平和、安定、繁栄を促進し、MLC協力をより高いレベルに進めるという共通の目標を実現するための 5か年行動計画の実施するマイルストーンである」と述べている。
同会談前に同省が発表した声明では、「同会議のネピドー(ミャンマー首都)宣言は、MLC に関する 5 か年行動計画 (2023 ~ 2027 年)で-メコン・ランツァン協力イノベーション回廊開発に関する共同イニシアチブが採択される予定です」と述べている。
中国の青海チベット高原を起源とするこのメコン川は、青海省玉樹を源流とし、中国ではランツァンとして知られ、雲南省から流れ、ベトナム南部で南シナ海に注いでいる。
掲載写真:Khmer Times