カンボジアのサー・ソカ内務大臣は25日(月)、東南アジアの国では毎日平均して交通事故により少なくとも4人が死亡、12人が負傷していると述べた。
「死者の80%はバイク運転者で、そのうち73%はヘルメットをかぶっていなかった」と同氏は、プレア・シアヌーク州で開催された交通事故犠牲者を追悼する年次イベントで述べた。
同内務大臣は、カンボジアでは2023年1~6月の半年の期間に交通事故による死者756人、負傷者2,072人を記録したと述べている。
同氏は、事故のほとんどはプノンペン市とプレア・シアヌーク州、ポーサット州、カンダル州で起きたと述べ、交通事故の主な原因にはスピード超過、交通法違反、追い越し運転、飲酒運転などが含まれると付け加えた。
カンボジア国連開発計画と国家交通安全委員会が共同で実施した報告書によると、カンボジアにおける交通事故は死傷の主な原因であり、同国に年間約4億6,600万米ドルの損害を与えているという。
なお、上記の記事は中国の新華社電をそのままKhmer Timesが記事にしたものを元にしています。
掲載写真:新華社