大雨による深刻な洪水により、バンテアイミエンチェイ州の3,000世帯以上が被害を受け、約14,800人が避難している。洪水は作物、家畜、学校、仏塔、道路にも大きな被害を与えた。その結果、199世帯が安全な場所に避難した。
バンテアイミエンチェイ州政府の報告書によると、10月12日現在、3,563世帯が洪水の影響を受けている。影響を受けた人々のうち、子ども243人を含む869人が安全確保のため避難している。
洪水は州全域に甚大な被害をもたらした。約2,827ヘクタールの水田と15ヘクタールの混作作物が破壊された。さらに、水位の上昇により家畜を含む動物100頭が死亡した。また洪水により、11の学校、4つの塔、144本の道路、合計79,742メートルが被害を受けた。最も被害が大きかった地域には、州内のセレイ・ソポン地区やモンクルボレイ地区などがある。
地方自治体および関連部門は、状況に迅速に対応するための避難計画の一環として、199世帯がセレイ・ソポン市プレア・ポンリー区３村などの安全な場所にある一時避難所に移された。しかし、一部の地域では引き続き洪水が発生しており、水位は2020年に観測された水位を上回っている。
今年、バンテアイミエンチェイ州ではすでに、特に十代の若者の間で、溺死により不幸にも10人の命が失われている。
掲載写真：フレッシュニュース
