フィリピン移民労働者省（DMW）は、不法雇用の被害者となったフィリピン人27人の送還を支援するチームをカンボジアに派遣した。
カンボジア当局に拘留された人々は当初、技術サポート担当者として働くことを期待して観光客としてカンボジアを訪れました。しかし、彼らは騙されて、人身売買組織に騙されてタイ国境近くのウドンミエンチェイ州オスマクのカジノ地区にあるオンライン詐欺施設で働かされることになった。
＊なお、上記のウドンミエンチェイ州オスマク国境検問所の東にあたる同州のアンロンベン市郊外のタイ国境地域チョアム地区のカジノ地域一角のコンドミニアムで今年4月、日本人詐欺集団の拠点が摘発されている。
下の記事をご参照ください。
カンボジアータイの非武装地帯のカンボジア側責任者：ハンス・レオ・カクダック次官によると、被害者たちはカンボジア国家警察（CNP）の支援により9月26日に救出されたという。27人のフィリピン人はオスマクの詐欺拠点からシアヌークビル市の別の詐欺拠点に移送されていたところで救出されたという。
カンボジアに派遣されたフィリピンの支援チームは、救出されたフィリピン人に援助と支援（法的・経済的支援と心理的応急処置を）提供するをためであるという。
カンボジア国家警察は、外務省およびプノンペンのフィリピン大使館と協力し、カンボジア社会・退役軍人・青少年リハビリテーション省と緊密に連携して被害者の事件を文書化し、処理している。そうすれば、彼らはすぐにフィリピンに送還されることができると述べている。
この事件は、違法なオンライン詐欺業務のために海外のフィリピン人労働者をターゲットにした違法な人材募集と人身売買計画の憂慮すべき傾向の一部である。フィリピン当局は昨年末以来、特にカンボジアやラオスなどの東南アジア諸国での仕事を提供する募集についてフィリピン人に警告してきた。
なお、Khmer Timesは上記のフィリピン人たちを逮捕と報じているが、フィリピン当局はマフィア詐欺組織の雇用詐欺（人身売買）の被害者と扱っている。
掲載写真：中国マフィアの詐欺組織から救出されたフィリピン人 フィリピン国内メディアより
