プノンペンの住宅でガスボンベが爆発し、6人が負傷、うち5人が重傷となった。
この事故は9月24日夕方6時、プノンペン都センソク地区オ・ベックカム区チュンモアン村にあるワット・アン・タミン通り沿いで発生した。
出火した家屋の所有者であるウオン・ソファリスさん(31歳)は、夫婦と幼い娘、整備士を含む4人で家にいたところ、業者の整備士がガス機器を設置しているときに、設置中のタンクが爆発し、家の中にいた 4 人が負傷したという。さらに同爆発で近所の女性が重傷を負い、家の前に居たもう一人も重傷を負った。
爆発によりガラスや破片が広範囲に飛散したほか、表家のトタン屋根も吹き飛ばされ甚大な被害をもたらした。
プロパンガスのタンク交換での機器操作ミスが原因と思われる。プノンペンの住宅の多くはプロパンガスを利用しており、業者がバイクでプロパン・ガスボンベを運ぶ姿を見る度に、事故ったら、爆発が怖いと思ってしまうことがあり。日本ではなかなか見ない光景である。
当局による業者への安全指導・監督が望まれる。
掲載写真:ガス爆発現場 Khmer Times