アプサラ機構 アンコール遺跡群での野生猿について観光客に警告

アプサラ機構(世界遺産アンコール遺跡群の管理・保全組織)は8月25日、アンコール遺跡群、特にアンコールワットとアンコールトム寺院で数匹のサルが観光客に噛みついたとの報告を受け、観光客に対しアンコール地域でのサルとの接触についてより注意するよう要請した。

旅行代理店の共同マネージャーであるチャン・サムナン氏は、最近宿泊客が猿に噛まれた後、目的地の旅行代理店が負傷した猿を追い払い、負傷者に注射を打つなどの応急処置を行ったと語った。同氏は、観光客が猿に餌をあげたり、多くのペットの猿がこの地域に放たれたことが原因で、過去に凶暴な猿が観光客に噛みついたことがある、と指摘している

要は、野生動物との距離間が大切で、管理当局が勧めていない餌やりなどの観光客の問題行為に対する観光マナーの啓発が必要である。

掲載写真:Khmer Times

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