国境パトロール隊、密出入国手引きのブローカー1人を逮捕、 他の2人は逃亡
人身売買に関与した3人の「ブローカー」のうちの1人は、月曜日にバンテアイメアンチェイ州の反人身売買および少年保護局によって逮捕され、1月18日に法的手続きのためにバンテアイメアンチェイ地方裁判所に送られた。
Svay Chek地区警察署長のChea Slunh大佐は、容疑者は、生後3か月の子を含む11人のカンボジア人男女を仕事のためにタイに密入国させようとしている最中、第503歩兵大隊パトロールチームによって発見された。容疑者はペクドット(36歳・男)と特定され、バンテアイメアンチェイ州スベイチェック地区スベイチェック区チャムカーコル村出身である。
反人身売買および少年保護警察署・局長レイ・ケムローン中佐によると、容疑者は共犯者のうちの2人は逃亡した、という。ブロカーの手引きによって出稼ぎ労働者とその子どもらを越境させ、時給3.34ドルでタイで働くという。
出稼ぎ労働者のコロナ禍
こうしたカンボジア・タイの国境両側に密出入国の出稼ぎ労働者のブローカーの暗躍は検疫なしでのコロナ感染の拡大につながり、両国とも警戒を強めている。これはタイでの12月半ば大規模クラスターの発生が密入国の出稼ぎミャンマー人に多かったことからもわかる。
*掲載写真:逮捕された密出入国手引きのブロカー 画像:Khme Times