カンボジアの首都プノンペンの12-13日は冷え込んだ。夜になると冷え込みが強くなり、北側の窓やドアを開けると風があると寒い。朝、起きていつものように開ければ、ブルッとくる。15度前後に気温は下がり、風で体感温度はもっと下がる。が、「熱帯ラオスに雪」のニュースには驚いた。このニュースはロシア系メディアから知った。
東南アジアの小国ラオス、標高2,819 mのピア山があるが独立峰である。山里は高原地帯で標高1100m内外の高原盆地シエンクワーン平原(ジャール平原)での出来事である。
シエンクワーン県の県都ポーンサワン(ビエンチャン北北東177㌔)で雪景色を目撃したラオスの企業家ヌアン・サクダさん、この光景を「まるでロシアのようだ」と語ったという。同氏は出張で首都ヴィエンャンから当地を訪れていた。
シエンクワーン平原(ジャール平原)に暮らす人だって雪が降った記憶なんてない
「本物の雪だ、まるでロシアのよう! すべてが雪で覆われている。雪だまりだってある。こんな光景見たことない。うちの両親だって、シエンクワーン県に暮らすおじいちゃんだって雪が降った記憶なんてないよ」と驚く。ラオスの隣国のベトナムとタイも1月の今週は特に冷え込んだ。ベトナムで雪が降ることは非常に稀だと言える。ベトナム北部では気温が8度から10度となることは珍しくない。
掲載画像:雪景色の写真はロシア系メディアhttps://jp.sputniknews.com/