7月17日、悪天候が予想されたため、プレア・シハヌーク州当局は沖合の島々の708人の国内外の観光客を島から緊急輸送した。
プレア・シハヌーク州知事:クオチ・チャムロウン氏は17日、州警察署長および関係当局に対し、島から観光客を脱出・輸送するため救出船5隻を派遣するよう命じた。
幸い、17日の海の状況は比較的に穏やかだった
が、当局は今後数日間で気象状況の悪化が予報されており、観光客全員を本土に戻したいと考えており、観光客に起こり得る危険を回避するため、救出船派遣を決定したという。また当局は、気象状況が改善するまで島への観光を一時停止することも決定した。
プレア・シハヌーク州副知事:ロング・ディマンシュ氏は、当局がロン島とロン・サムレム島から観光客を輸送するために船5隻を派遣したと述べた。
同州は低気圧に見舞われ、沿岸部では強風が吹いている。天気予報によれば、レアム国立公園、海軍基地からシアヌークビル沖までの地域は悪天候の矢面に立たされるだろうと述べている。
「(現在)民家への被害は確認されていません。カンボジア赤十字社と当局は状況を監視しており、問題があれば対処する準備を進めている」とも述べた。
掲載写真:Khmer Times