アンコール遺跡群に4 か月で約30 万人の外国人観光客が訪れる

カンボジアの世界遺産:アンコール遺跡群地域の考古学公園は、今年の最初の 4 か月間に 298,998 人の外国人観光客を受け入れ、チケット販売から 1,400 万ドルに達した、と国営アンコール エンタープライズ Angkor Enterprise (遺跡群入場券の販売を管理・運営)は5月5日(金)に発表した。

*国営アンコール エンタープライズは、従来一私営企業の「ソッカーホテル」が国に委託されて経営していたのだが(チケットにはホテル名が印字されていた)、今はどうなっているのだろうか。

4か月間でアンコール遺跡群地域の考古学公園の入場券から、1,400 万ドル収益

4か月間で1,400 万ドルの収益を得ているが、直近の4 月だけで、この同遺跡群の公園に 62,557 人の外国人観光客が訪れ、チケット販売から 289 万ドルの収入があったと同国営の管理企業は述べている。

シェムリアップ州北西部に位置する 401 平方キロメートルのアンコール考古学公園は、1992 年に国連教育科学文化機関 (UNESCO) の世界遺産リストに登録され、東南アジアで人気のある観光地です。

最近、アンコール ワットが世界で最も日の出を見るのに良い場所にトリップアドバイザー(旅行者の口コミを取り集めているメディア)に選ばれている。(春分、秋分の年2回、アンコールワットの中央祠堂の背後に日の出を見る。アンコールワットはほぼ真西向きを正面としている。)

なお、国営のアンコール エンタープライズによると、COVID 2019のパンデミック前の 2019 年の同遺跡群には、最大 220 万人の外国人観光客が訪れ、チケット販売から 9,900 万ドルの収益を上げていたという。

公園への 1 日訪問の入場料は 37 ドル、3 日間の訪問は 62 ドル、1 週間の訪問は 72 ドルです。

*外国人のみ入場券(カンボジア人は無料)が必要。入場券はここ10年の値上げを繰り返し、高価なものとなっている。

観光省の報告書によると、昨年、カンボジアは 220 万人の外国人観光客を迎え、14 億 1000 万ドルを生み出したという。

*なお、観光省の数値については、その根拠が示されてはいる訳ではない。

掲載写真:年2回の春分、秋分の日の出 画像:Khmer Times

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