2000年代、「カンボジアは世界犯罪者の逃げ込み場所、隠れ場所」という悪評があった。北朝鮮の偽ドルが初めに流通したのもカンボジアであった(1990年代)。
このほどニュージーランド警察は、オーストラリア連邦警察と協力して、多くの薬物および刑事事件に関与しているオートバイ犯罪グループの 5 人のメンバーがカンボジアに居住していることをカンボジア当局に通知したという。
オーストラリア警察から入手した情報によると、国家警察副長官でタスクフォースの議長であるディ・ヴィチェア氏が、カンボジアでオーストラリア・ニュージーランドより指名手配されているオートバイギャングを追跡していることを明らかにした。
同副長官は、全国のすべての警察署長に情報を広め、州内でオートバイ ギャングを見かけたら報告するよう指示をしたという。
さまざまな薬物犯罪に関与している「ヘッド ハンターズ モーターサイクル クラブ」という犯罪組織のメンバーは、次のとおりである。
エリアス リチャード ロバート ガイタル、タウ テ デーリー、ザイオン シルベスター レオタ、ゴードン タイエン フアヴァー、ケレムル セス パッリ ニウエ シアティウ
すべてニュージーランド国民である。
国家警察・報道官:チャイ・キム・クーン氏は次のように述べた。
「シェムリアップ州警察のTeng Channath 氏は、情報を受け取った後、部下の警察官は容疑者を監視しており、国民の安全を確保するために逮捕が必要な場合は国家警察と協力すると述べた。」
カンボジアの治安機関は国外からの要請に、名誉を賭けて取り組んでいるようだが、下の記事の問題と同様にカンボジアの悪名を払拭してもらいたいと願うのはカンボジア人のみならず外国人居住者も同様であろう。
掲載写真:オーストラリア、ニュージーランドのオートバイ犯罪グループの指名手配者。