ベトナムからカンボジアへの密出入国組織 摘発、裁判へ

12月24日、タイニン南部州の人民法院は、新型コロナウイルス(COVID-19)の発生を防ぐために、出入国が禁止されているにもかかわらず、ベトナムからカンボジアに中国人を不法な国境越えを仲介するベトナム側組織のメンバーの裁判を開始した。

中国人のカンボジア密入国

タイニン省ベントゥイ地区に住むトランヴァンハウホーヴァンタンチュオンゴックダンルヴァンキカオヴァンプン、およびホーチミン市のクチ地区のファンティディエムは、中国人を不法にカンボジアに連れて行く手助けをした。警察の捜査によれば上記の6人は、2020年6月にベトナムからカンボジアへの9人の中国人の密入国を2回組織した罪で起訴された。これはベトナム側の組織であるが、当然カンボジア側にもある。

越境ビジネスが後を絶たず、捕まるのは運び屋のような下っ端ばかり

中国当局が神経を尖らせている密出国は後を絶たたない。ある種の不法出稼ぎ労働者たちである。中国からラオス、ベトナム経由でカンボジアに中国人が密入国するルートがあり、それぞれの国に密出入国を仲介する違法越境ビジネス組織がある。が、実際に摘発されるのは、運び屋と呼ばれる下っ端の者たちである。

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