タケオ州の一部の高校生による暴力沙汰が相次ぎ、世間の注目を集めているため、同州の教育・青少年・スポーツ省(文科省)は、非行学生の暴力的な行動を管理するよう各学校に指導した。
先ず当局は、同州全体の学校で道徳プログラムを開始して、学生の気まぐれな態度を変え、問題が手に負えなくなるのを防ぐことを計画している。
同州では高校生の暴力問題が相次いで起こっていた。
2 月 6 日、タケオ州の 16 歳から 17 歳までの 4 人の男子生徒が、17 歳の生徒の喉を切りつけて殺害したとして逮捕された。4 人の学生は、裁判が行われるまで投獄されている。
2 月 14 日、少年 2 人が鉈とチョッパー(鈍器)で 2 人の学生を襲撃し、1 人が負傷し、もう 1 人がなんとか逃げ出したとして容疑者2人を逮捕した。
2 月 21 日、4 人の高校生のグループが口論中に石で相手を攻撃したとき、男子高校生に重傷を負わせた。4人の若者たちは拘留され、法廷へ起訴された。
タケオ州文科省・副局長:ニム・ユテア氏は最近、プノンペン都庁での報道官会合の記者会見で、「教師と保護者は学生の凶暴な側面を見るのが難しいと感じている」と語っている。
掲載写真:タケオ州文科省副局長:ニム・ユテア氏 画像:Khmer Times