フン・セン首相は、中国でのCovid-19症例の急増により制限を導入した一部の国とは対照的に、王国は中国からの旅行者に制限を課さないことを確認した。同首相は、2日のクラチエ州のメコン川に架かる橋の建設の工事発注式典でのことである。
首相は、「国が再開したとしても、誰もがCovid-19ウイルスとその亜種に感染しやすく、症例が毎日報告されています。」、「しかし、王国は、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)、到着時の迅速検査、予防接種証明書、その他の必須の予防措置など、すべてのCovid-19対策を解除しました」とフン・セン氏は説明し、「中国でCovid-19ウイルスの発生が発生しているというニュースにもかかわらず、王国への旅行者を歓迎する手順はすべての旅行者と同じままであり、中国人に対して一切の制限を課すことはありません。」、「いくつかの国が中国からの旅行者に、事前にPCR検査を義務付けたり、到着時に迅速な検査を実施するなどの制限を課していることに気付きました. ただし、すべての国からのすべての旅行者を平等に扱うため、私たちは彼ら(他国)のとは異なります」と述べている。
首相は、Covid-19の恐怖の中で中国が再び国を開放したことを祝福する一方で、王国は中国人旅行者の増加を期待している」と経済回復優先の姿勢を明確にしている。
このようにカンボジアは、中国人の入国を検疫無しのコロナと一緒の入国対応を選んだ。既に中国では、感染大爆発で中国高官専用の火葬場にも車列がてきていると報道され、中国前途は退職高官も多数の死亡も出ているという。そうしたなかで米国を始め、日本、欧州各国も検疫実施や最新ではモロッコが一切の中国人の入国禁止を決定している。
フィセン首の発言は深読みすれば、経済回復にデメリットを生ずれば、この入国無制限のカンボジアの政策は、いつでも変更できる余地が残されているといってよい。要は「君子は豹変する」からである。
掲載画像:Khmer Times