水資源・気象省は29日、 11 月 30 日から 12 月 6 日までの気象状況に関する通知を発表した。
11 月 30 日から 12 月 2 日にかけて、カンボジアは北の高気圧帯が強まるが、12 月 3 日から 6 日にかけて、カンボジアは南シナ海からの低気圧の谷と北東高原からの高気圧の複合による影響を受け、例年にない降雨があるという。
*ここ20年の11月と今年は11月の気候は明らかに異なる<異常気象>であるが、カンボジアの水資源気象省は、こうした点について全く触れていない。通常、10月の後半は雨季と乾季の端境期で日中は暑さが強く、夕方から早朝にかけて気温が下がるが、日毎に降雨の訪れは減っていく。だが、今年は、11月末までプノンペンでは連日連夜、熱帯驟雨(スコール)に見舞われる。乾季の始まりは中国大陸から北よりの季節風が安定期になると極端に降雨を見ないものだが、今年はまるで雨季がそのまま続いているかのようだ。
各地域の気象状況は次のようになります。
1:中部低地
◆ 最低気温22~24℃
◆ 最高気温30~32℃
・11月30日~12月2日にかけて小雨が降ります。
・12月3日~6日は雷を伴う小雨~中程度の雨。
2:高原、山地帯
◆ 最低気温21~23℃
◆ 最高気温29~31℃
・11月30日~12月2日は小雨が降るでしょう。
・12月3日~6日は雷を伴う小雨~中程度の雨。
3:沿岸部
※最低気温23~25℃
※最高気温30~32℃
・雷を伴う小雨~中程度の雨が降るでしょう。
掲載写真:イメージ 画像:Khmer Times