米国・オースティン国防長官 ASEAN+国防大臣会議を終え、帰国の途

米国のロイド・オースティン国防長官は、6 日間の 3 か国にわたる海外訪問の最終段階で、月23日(水)に、「紛争が激化する中で国際的な安全を望むのであれば、世界はルールに基づく秩序を持たなければならない」と述べた。

オースティン長官は、カンボジアで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN+の国防相会議の終了後、米国への帰途で同発言をした。

カンボジアは、同国長官の 3 番目で最後の訪問地であり、カナダとインドネシア訪問後カンボジアを訪れた。同長官の外遊にはASEAN国防相会議の他、ヨーロッパとインド太平洋の安全保障戦略に関するカウンターパートとの会合も含まれていた。

オースティン長官は、ウクライナでのロシアの侵攻は、ルールに基づく秩序の重要性を強調し、、それを「世界中の国々がそれをどれほど高く評価し、尊重しているか」を示していると指摘している。2月にロシアがウクライナに侵攻した後、ほとんどの国がウクライナへの支持を約束し、ロシアを非難した。さらに米欧や日本は、ロシアとプーチン大統領及びその取り巻きに厳しいな経済制裁を課している。「彼らが受け入れるのはリスクだけだ」とオースティンは23日(水)の発言で述べいた。ロシアの侵攻が2月24日に始まって以来、米国はウクライナへの190億ドル以上の援助を承認している。

また、22日(火)、オースティンは ASEAN +の国防相会議で中国の魏鳳和国防相と会談し、インド太平洋における中国の軍事行動が「ますます危険になっている」ことに懸念を表明し、中国の行動に釘を刺している。

掲載写真:オースティン国防長官と握手するネアンファット国防大臣 画像;Khmer Times

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