2kmの送電線を盗んだカンボジア人が日本で逮捕された 余罪は75件か

カンボジア人国籍の犯罪は日本国内では、ベトナム人や中国人と比べれば、圧倒的に少ないが、今回のような逮捕事件が報道されるの久方である。技能実習制度は日本政府が言う以上に問題を抱え、出身国によってはマフィア組織が技能研修生送り出しに関わっているところがあり、在カンボジア日本大使もかつては、ベトナムからの技能実習生で問題を起こす者が多い、と在カンボジアで語ったこともある。

今回の事件は、日本人が主導した東京・赤坂の強盗事件の下っ端でカンボジア人が逮捕されて以来である。カンボジアでの報道に2 人のカンボジア人が2 km の電力線を盗んだとして日本で警察に逮捕されたという奇妙な事件が発生した 。カンボジアでは奇妙かもしれないが、昔から電線(銅線)盗みは日本国内で起こっていることである。要は高く売れるからである。最近の日本国内ニュースのベトナム人による果物の大量盗難も「高く転売できる」からである。

逮捕された2人のカンボジア人、派遣(派遣とあるが、技能研修生とし渡航し、派遣会社預かりか?)社員のティ・ソティアラ(24歳)と無職のクイ・スレヤウ(22歳)は日本の群馬県大泉に居住とある。ブラジル人の居住の多い所である。

日本の警察よれば、2 人の加害者は共謀して茨城県三浦村で2日(日)に発電所で 600 万円 (41,450 ドル) 相当の送電線 2 キロメートルを盗もうとしたところを発見された。

警察はその後捜索を行い、2人の加害者を発見し、さらなる尋問のために直ちに逮捕した、という。

掲載写真のように75件の同様の盗難が起きていた。

警察はまた、男性が茨城県でも同様の犯罪を犯したとみて捜査している。

技能研修生という抜け穴だらけの制度(要は技能なんていうのは名ばかりの外国人出稼ぎ労働)で、それが増えるほどに犯罪者も増加しているのは日本では周知のことである。
日本の地方都市で昼日中、街を2~3人で歩いている若い年齢の男性たちのほとんどが外国人であることを目撃するであろう。多くが東南アジア系の顔立ちである。
掲載画像:Khmer Timesより
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