プノンペンのボンケンコン Boeng Keng Kang地区の賃貸コンドミニアム「Gold Class Cando」で28日(日曜日)に薬物とアルコールの過剰摂取状態で口論の末、3人の台湾人男性が銃撃事件が発生し、遺体が残された事件の続報です。
下記の記事が第1報です。
事件は28日午後 3 時ごろ、Boeung Keng Kang 地区 Boeng Keng Kang I 区の Gold Class Cando で発生した。
地区警察副警察:ブン・ヘン少佐は29日、
・台湾人はシャオ・リン、男性、30
・台湾人ウェイ・リーの別名、ア・ウェイ、男性、29歳。
・台湾人Hong Zheng (別名 Ah Hong)、男性、31 歳。
と特定したと述べた。
警察は加害者自殺で解決という、起訴者無し
同大佐によると、最初の調査では、事件当日、3 人は飲酒と薬物の喫煙を行っていました。酔ってハイになった後、彼らは口論になり、口論中にリンがピストルを引き抜き、ウェイとホンに4回発砲し、両方を殺した。「2人の友人を殺した後、リンは自分の頭を撃って死にました」と言う。
また、事件の後にコンドミニアムの管理者が地元の警察に通報したと言う。
警察が部屋を調べたところ、未使用の弾丸、5 つの弾丸ケース、電話、氷の小さなパッケージ、およびその他の薬物関連のアイテムと共に銃が発見されました。
プノンペン市警察・報道官:サン・セイハ大佐は29日、殺害は過度のアルコールと薬物の消費と、その後の3人の台湾人男性間の口論が原因であると確認した、と述べている。
同大佐は、容疑者も事件で死亡したため、起訴される者はていない、と述べている。
「なるほど、なるほど」と理解してしまうが、余りに早い事件解決に疑いを持ってしまう。当初(29日)は、友人による3人の遺体発見と報じられていた。
・事件現場はコンドミニアムの部屋の中か。
・友人が遺体発見なら友人が管理人に依頼して警察に通報したのか。
・密室での殺人遺体なら、どうしてこんなに早く解ったのか(目撃者はいない)。また、友人が目撃したのなら、銃器、薬物所持か放置で逮捕、起訴にならないのはなぜか。
何か事件化したくない理由があるのか。この事件、多くの不審な点がある。4人目もまっとうな台湾人とは思えない。銃器、薬物絡みの殺人事件で、その内の加害者が自殺しているから、起訴者はいない? 日本では加害者は死亡者であっても起訴されている。お国柄の違いはあって、上記のような不審が残る。何か事件の結論を急いだ感がある。この事件を2日続いて報道する国内メディアは常識な不審を持たなかったが不思議である。
掲載写真:Khmer Timeより