コンポントム 軍警察によるリンチ暴行死として被害者家族が7万ドルを請求

8月7日にコンポントム州軍警察による闘鶏容疑で取り締まり中に死亡した副村長のスオン・ドーン氏の家族は、州裁判所に訴訟を起こし、軍警察による暴行死として7万ドルの補償を要求した。死亡したDorn容疑者 (48 歳)の  4 番目の子供である Din Nearatey さん (25 歳) は、昨日、10 万ドルを求めて訴えたいと思っていたが、「10 万ドルは多すぎると思うので、気が変わって 7 万ドルの補償を求めることにしました。」と述べ、「当局がそれほど多くを支払うことができるとは思わない。」と付け加えた。Nearateyさん は18日、カンポントム州裁判所に訴訟を起こした。

*下の記事をご参照ください。

17日(水)に、国家軍事警察・報道官:エン・ハイ准将は、「容疑者:ドーンが連行された軍警察の車両には11人の乗客が乗っていたため、ドーンの死は酸素欠乏による可能性が高い」と不明瞭な(訳の解からぬ)説明を述べ、責任の所在を明らかにしなかった。

一方で同報道官、ドーンの家族に補償を請求するよう促したという。責任の所在は現場の軍警察にあるようで、

コンポントム州軍警察の憲兵隊員 3 人 - 刑事局長のソク メン ホン中佐、司法警察署長のルイ タン チュイ中佐、司法警察隊の補佐官であるサオ セレイヴットが起訴される可能性が高い不本意な過失致死であるという。

事件のきっかけであった暴行死したドーンの容疑は無罪である、と遺族は主張していたが、誤認操作の結果の暴行死であったかどうか、国内報道では明らかになっていない。

なんか、スッキリしない事件である。

掲載写真:Khmer Timesより

 

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