カンボジア国内ではCovid-19感染の拡大が噂になって拡がっているが、フン・セン首相は、「新しい事件のために国が閉鎖する必要はない」と言明した。
この言明は、第11回ASEANパラリンピック競技大会でカンボジアを代表するために派遣される選手との会談中に首相になされた。
「病気が再発したとしても、すべてのワクチンが投与されており、国を閉鎖する必要がないため、市場を閉鎖し、学校を閉鎖し、工場を閉鎖する理由はありません」とフンセン氏は述べたという。裏を返せば、こうした言明が報じられるのは、首相は感染拡大の現状は認識していてもワクチン接種を拡大しているのだから国を以前のように規制で閉じ込めないという決意であるということであろう。
掲載写真:プノンペン空港の入国者 画像:Khmer Times