昨晩8時過ぎになる住宅街の道では各所で早速飲み会が開かれた。選挙が終わるとなぜ飲み会なのかわからないが、大音量の音楽と共に飲み会のさざめきがそこかしこから聞こえて来た。今回の選挙が、政権選択に関係ない選挙であるためか、概ね穏やかであった。
フン・セン首相は、「5日の地方自治(コミューン)選挙で投票用紙を投じた数百万人の有権者に加わった。これは、全国選挙委員会が無事に行われた」と述べた。
全国の投票は午前7時から午後3時まで行われ、17の政党が合計11,622議席を争った。86,092人のコミューン評議会の候補者がおり、そのうち27,813人が女性であった。
午前7時に到着したフンセン氏と妻のバンラニーは、カンダル州のタクマウ教師養成学校で投票用紙を投じました。カンボジア人民党(CPP)・報道官:Sok Eysan氏は、懸念する問題はなかった」述べた。同氏は、「市民が完全な自由と脅迫なしに秩序だった方法で投票し、暴力や安全の侵害はなかった」という。またエイサン氏は、「党は非常に強力であり、国民がその指導者を尊重しているため、CPPが全国の選挙に勝つことを楽観視している」と述べた。
一方、野党のキャンドルライト党・サック・セサ副代表は5日、「プノンペン、バッタンバン、コンポンチャム、シェムリアップの各州でより多くのコミューン議席を獲得することについて楽観的である」と述べ、投票は順調に進んでいる」と述べた。
カンボジアの中立・公平選挙委員会・常務理事:サム・クンテミー氏は、「約10の投票所を訪問し、投票は安全に行われた」と述べた。また、「投票に来た人の数はそれほど多くはなく、ほぼ平均的だ」と同氏は述べている。
なお、Khmer Timesは「投票率77.91%」を見出しで報じたが、その根拠なる機関等は記事内容に一切触れていなかった。
掲載写真:フンセン首相夫妻の投票 画像:Khmer Times