プノンペン都Meanchey地区の住民は3日、Stung Meanchey運河とBoeng Tompun運河に沿った下水道の洪水を解決するための早急な対策を講じるよう当局に訴えた。
Meanchey地区Stung MeancheyII区Chamroeun Phal村に住むホルム・フオ氏は昨日、1979年からStungMeanchey運河とBoeungTumpun運河沿いに住んでおり、「2か月前、運河を掃除するために地区と公共事業運輸省のチームがやって来たが、運河内の状況はまだ泥とゴミでいっぱいである」と述べている。彼はまた、Stung MeancheyII区、Boeung TumpunII区に住む人々に、運河のスムーズな水の流れを妨げているゴミを運河に捨てないように要求した。彼は、下水道の洪水が企業に悪影響を及ぼし始め、数年前に当局はStung Meanchey、BoengTompun運河を修復した。だがモラルの低い住民たちによって「すべてが元に戻った。運河は再び泥とゴミで一杯である。」と。
Meanchey地区Chak Angre Loeu自治区のPrek TaKongの村の居住者であるLay Srey Methさんは、「洪水はこの地域でも大きな問題である」と述べた。問題の理由は、適切な下水道システムを持っていない民間企業に原因がある。そらに当局は古い下水道に適切な注意を払っていない、訴えっている。
ミアンチェイ地区長ピッチ・ケオ・モニー氏は3日、プノンペン州知事から雨季の洪水を避けるように指示された後、運河の修復と下水道の修復を自治区当局に命じたという。
「私たちはミアンチェイ地区のすべての運河を修復しました。現在、最悪の洪水問題は、人々が運河の近くに住んでいるため、ボエントゥンプンIおよびIIコミューンにあります」と彼は述べた。運河の早急な修復はもちろんであるが、それと同時に運河をゴミ捨て場とした住民たちへの強力な啓発、時に悪質な事例には罰金等の罰則が必要である。人目がつかない都心部の路地、家と家との狭間へのゴミの投げ捨て、都心部の運河の悪臭、さらには公道での飲み捨ての紙コップ、ビニール袋の公然とした投げ捨て、なぜ咎められないのかという光景がプノンペンでは日常的光景で、今回の反吐が出そうな光景はことミアンチャイ地区に限らず、プノンペン都の多くの場所に見られる。
まさに首都の美観と公衆衛生の問題は、プノンペン都の都市問題であり、その解決は地区任せでなく、都知事による抜本的な取り組みが問われているのである。
掲載写真:ミアンチャイ地区の運河 画像:Khmer Times