フン・セン首相、公共の場などの屋外でのマスク着用義務を解除すると発表

今朝のフンセン首相の音声メッセージは、首相は、カンボジア人が屋外(オープンスペース)でマスクを着用する必要がなくなると発表した。この発表後は直ちに効力を持つという。

ただし、カンボジア人は依然として閉鎖(屋内密室)空間でマスクを着用する義務がある

首相の同決定は、昨夜遅くの省庁間会議の後、本日午前8時30分頃に特別な音声メッセージで発表された。

首相はメッセージの中で、「まず、全国の公共の場や閉所以外の開放地でマスクを着用する義務を免除し、マスクを着用するかどうかは国民に自分で決めさせる」と述べた。マスク対策の撤廃は、カンボジアがマスクを着用したり、隙間を空けたりせずに多くの人々で新年を祝うことを許可したにもかかわらず、COVIDの発生率が結果的に低かったという報告後、政府によって行われたという。

*なお、カンボジアでオミクロン株が猛威を振るった今年2月、在カンボジアの日本人の間でもオミクロン症状がかなり見られたが、そのほとんどが自宅療養で回復する道を選び、保健省の指定する期間に届け出や指示を受ける者がほとんどいなかった点を考量する必要がある。つまり日本人を含めた外国人、カンボジア人にも自宅療養を選び名が届けなかった人たちが多数いた、ということで保健省の発表する数値自体(日本大使館から配信メールも保健省の数値と同じ)が全く信頼できないものである。

T.P.O.を考えて自己責任と心得たほうがいい

さらに首相は、閉鎖されたスペース、つまりエアコン付きの会議室や混雑した映画館でのマスク着用要件はまだ残っていると説明しましたが、公共スペース、公園などの場合、市民はマスクを着用する必要はないという。

なおレストランなどの場所は、引き続き省のガイドラインに従わなければならないと述べているさらに、王立政府は依然として混雑した場所でのマスクの着用を奨励しています。

以上が首相声明の要旨だが、マスク着用の読んでわかるように線引きが難しい。実際、カフェやレストランなどではマスクせずの会話、食事が以前から常態である。要はコロナ感染についてのマスク着用はTPOを考えて自己責任と心得たほうがいい。

掲載画像:イメージ 画像:Khmer Times

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