<重要> 4月1日現在、日本への帰国条件 詳細のご確認が必須!

帰国を考えている皆様へ

在カンボジア日本大使館よりの配信メールで既にご存じの方もいらっしゃると思いますが、改めてお知らせいたします。

カンボジアが水際対策措置に係る指定国より解除されたことに伴い、2022年3月10日午前0時以降に日本に到着される方については、検疫所指定施設における待機が不要となりました。また、一定の条件を充たす方は自宅等での待機も不要です(詳細は以下をご覧下さい)。

帰国条件の詳細は下記よりご確認ください。

https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000753.html

カンボジアからの帰国での重要要件

カンボジアが水際対策措置に係る指定国より解除されたことに伴い、2022年3月10日午前0時以降に日本に到着される方については、検疫所指定施設における待機が不要となりました。また、一定の条件を充たす方は自宅等での待機も不要です。

帰国前に確認すること

2022年3月1日より、日本入国までに指定のアプリ(MySOS)において、質問票、誓約書、ワクチン証明書、検査証明書を事前登録することで、入国時の一部検疫手続きを簡素化できるようになっています。詳細は以下サイトでご確認下さい。
厚生労働省ウェブサイト:https://www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack/

 出国前72時間以内に受けた検査の結果の証明書(いわゆる陰性証明書)の用意【厚生労働省HP:検査証明書の提出について
証明書は厚生労働省が指定する条件を充たす必要があります。証明書がない場合は航空機に搭乗できません。
カンボジアにおける日本入国用の陰性証明書の取得方法はこちら
カンボジアでは,以下の3機関と日本渡航のための検査証明書の作成について調整済みで,既にこれら機関が作成した検査証明書で問題なく渡航できることを確認しております。今後日本渡航のために検査証明書が必要な場合は,これら2機関を通して取得されることをお奨めします。なお,検査機関への予約時及び検体採取の際には日本への渡航のために証明書(Certificate)が必要であることを必ずお伝えください。
1 プノンペン都(1)パスツール研究所(Institut Pasteur du Cambodge)
 URL:  https://www.pasteur-kh.org
 mail: accueil@pasteur-kh.org,  Tel:  023 428 561
 ●予約方法
  メールによる事前予約が必須です。ウォークインは受け付けられません
  予約前にこちらもご参照ください。
 ●値段
  80ドル
*保健省は報道では、陰性証明書は外国人は30㌦と言ってますが、実際は150㌦以上の徴収が常態化しています。つまりそうした不透明な徴収に対し日本大使館が調整したということです。
 ●証明書様式
パスツール研究所では日本の厚生労働省指定のフォーマットによる証明書作成につき同意を得ていますので,予約時に日本渡航のために必要であることをお伝えください。
  【参考】厚生労働省の所定のフォーマット (2)国立公衆衛生研究所(NIPH: National Institute of Public Health
  URL:  https://niph.org.kh/niph/home/index.html 
  mail: info@niph.org.kh,  Tel:  023 966 449
  ●予約方法
   ウォークインでの検査も可能とのことですが,混雑状況によっては予約を求められることが
   あるとの情報もありますので,可能な限り予約されることをお奨めします。
  ●値段
   130ドル
  ●証明書様式
   国立衛生研究所が作成する検査証明書は,日本政府指定のフォーマットではなく同研究所の
   任意様式となっています。

*上記を読むにプノンペン在住者はパスツール研究所がお勧めです。

2 シェムリアップ州

シェムリアップ州立病院(ただし、検体採取会場は以下のとおり異なるので注意)

● 受検会場 
青年スポーツ・センター(Youth Sport Club)
 Address: Apsara Road, Chong Kao Sou village, Slorkram Commune, Siem Reap City, Cambodia
 Google Map: https://goo.gl/maps/GE1EkWRNoPJvZ6f98
 シェムリアップ州のPCR検査問い合わせ先:115,音声案内で 4を選ぶ(英語、クメール語での対応)。
 
●検査時間:毎日,午前8時~午後3時
 予約は不要とされておりますが、日によって受検者の人数が異なるため、時間に余裕を持って受

 付を行うことをお勧めします。
●必要書類(外国人の場合)
(1)パスポート
(2)ワクチン接種カード(保有している場合)
●値段
 130ドル(ただし、現金による支払いのみ)
●注意点
○同センターにはコロナ患者も来訪するため,国際線フライト搭乗のための陰性証明書を取得するためにPCR検査を受ける場合に,これらの患者と同一の場所で待機し,検査を受けることになる可能性もあるため注意が必要です。
○シェムリアップ州立病院ではPCR陰性証明書について厚生労働省指定フォーマットでの発行はしておりませんが、上記のプノンペン国立公衆衛生研究所(NIPH: National Institute of Public Health)の証明書と同様の書式となります。
○受検の際に、日本渡航用であることをお伝えいただくと厚生労働省指定の検体採取方法、検査方法で証明書が発行されます。証明書の受領時には必ず厚生労働省指定の検体採取方法、検査方法であることをご確認ください。
○詳細につきましては、予告なく変更となる場合がございますので、事前にご自身で施設へご確認お願いします。
●上記3機関以外が作成した検査証明書について
 厚生労働省では,以下ページで示されている要件が充たされていれば,その様式を問わず有効な検査証明書と見なすとしていますので,上記2機関以外が作成する証明書であっても,上記条件が充たされていれば日本入国に際して有効となります。 
厚生労働省サイト-検査証明書の提示について 
 誓約書の用意厚生労働省HP:誓約書の提出について
待機期間中における自宅等での待機,公共交通機関の不使用,位置情報の提示及び接触確認アプリの導入等について誓約が必要です。
誓約書は上記ホームページからダウンロードし,事前に用意いただくことも可能です。(航空会社によっては,質問票の入力完了を搭乗手続きの条件とする場合があります)
 必要なアプリのスマートフォンへのインストール厚生労働省HP:スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用について
入国までに厚生労働省が指定するアプリ(位置情報提供及び接触確認用)をご自身のスマートフォンやタブレットにインストールしておく必要があります。
スマートフォン等をお持ちでない場合は,入国時に検疫エリア内で自費による機器のレンタルが必要です。(航空会社によっては,アプリのインストールを搭乗手続きの条件とする場合があります)。
 質問票の提出厚生労働省HP:質問票の提出について
スマートフォンやタブレットで質問票Webにアクセスし,情報の入力後に発行されるQRコードを検疫官へ提出してください(航空会社によっては,質問票の入力完了を搭乗手続きの条件とする場合があります)。
■ ワクチン接種証明書の用意厚生労働省HP:自宅等待機期間の変更等について
ワクチン接種について一定の条件を充たす場合、ワクチン接種証明書を提出することで待機について緩和措置が適用されます。
詳細は、以下の
「3.待機期間等緩和のためのワクチン接種に関する条件もご参照ください。

【条件1】 指定のワクチンを3回接種していること

  - 1回目及び2回目の接種ワクチンとして指定されているワクチン(全4種類)
アストラゼネカ製(含コビシールド)(以下AZ製)、ファイザー製、モデルナ製、ヤンセン製
- 3回目の接種ワクチンとして指定されているワクチン(全2種類)
ファイザー製、モデルナ製

 ※当館が検疫所に確認したところでは、4回以上のワクチンを接種している場合、直近3回の接種内容が条件を充たしている場合は有効とのことです。
条件を充たす接種例(=3日間の待機は不要)
例1:(1回目)AZ(2回目)AZ(3回目)ファイザー
例2:(1回目)ファイザー(2回目)ファイザー(3回目)ファイザー
例3:(1回目)ファイザー(2回目)ファイザー(3回目)モデルナ
例4:(1回目)AZ(2回目)AZ(3回目)AZ(4回目)ファイザー
×条件を充たさない接種例(=自宅等で3日間待機
例1:(1回目)AZ(2回目)AZ(3回目)AZ
例2:(1回目)ファイザー(2回目)ファイザー(3回目)AZ
例3:(1回目)シノバック(2回目)シノバック(3回目)AZ
例4:(1回目)シノバック(2回目)シノバック(3回目)ファイザー
例5:(1回目)シノバック(2回目)シノバック(3回目)ファイザー(4回目)ファイザー

【条件2】 以下の各要件を充たすワクチン接種証明書を提出すること

  -  証明書の発行主体が公的機関であること
-  氏名、生年月日、ワクチン名(又はメーカー)、接種日、接種回数が英語又は日本語で記載されていること
-  記載されているワクチンの種類が上記「条件1」に記載されているものであること
○カンボジアのワクチンカードや接種証明書について
カンボジアで接種した方に交付されている保健省又は国防省が発効したワクチンカードは、一部手書き部分があったり英語表示がないものがあるため、そのままでは有効と判断されない可能性があります。
カンボジア政府は、接種記録をもとに接種証明書(PDFで携帯端末に送付されA4で印刷可能)を交付するサービスを提供していますので、【条件1】を充たす方はこちら(カンボジアのワクチン接種証明書取得方法)を参考にワクチン接種証明書を取得して下さい。
カンボジアのワクチン接種証明書に関する質問はカンボジア保健省ワクチン相談窓口(電話:010-233-588)までお問い合わせ下さい。
○複数の国での接種について
複数の国で対象となるワクチンを接種している場合(例:カンボジアでAZを2回接種した後で日本でファイザーを1回接種)、それぞれの接種について条件を充たす証明書がある場合には緩和の対象になります。
○接種証明書の媒体について
電子的に交付された接種証明書については、アプリ、PDF、画像等表示形式を問わず、条件を充たしていれば有効な接種証明書として扱われます。
○クメール語のみで記載されている証明書について
接種証明書の翻訳(英語又は日本語でご自身で翻訳したものでも構いません)を事前に作成し、証明書とともに提示してください。
以上の記載を読むに、カンボジアで2回しかワクチン接種していない、ワクチン接種を3回した人でも、上記の「×条件を充たさない接種例(=自宅等で3日間待機)」
になる方がほとんどと思います。その場合、次の記事で成田、羽田空港でのワクチン接種が参考になります。
*日本でのワクチンについては下の本サイトの記事を参考にしてください。
なお、3月9日付の在カンボジア日本大使館よりの配信メール「【広域情報】ファストトラック(入国時の検疫手続の一部の事前登録)の運用開始について」では、下記のようになっています。
1 2022年3月1日以降、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港で試行運用が行われていたファストトラック(入国時の検疫手続の一部の事前登録)について、3月9日からこれら4空港に加え、成田国際空港でも利用が可能となりました。ファストトラックの利用により、入国時の一部検疫手続きを事前に済ませることができるようになります。
2 具体的には、指定のアプリ(MySOS)上で、質問票、誓約書、ワクチン接種証明書、検査証明書の登録を行うことで、入国時の検疫手続きを簡素化することができます。

カンボジアは日本から指定国が既に廃止されていますが、何かと条件があり、帰国にあたっては、日本の入国条件の詳細を確認することが、必須です。

 

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