観光省は、来たる中国正月とベトナムのテト正月の期間に観光客の流れを制御するための通達を発行しました。これは、国がCovid-19、特にオミクロンの亜種の蔓延を防ぐための対策を引き続き実施しているためであるという。
だが、中国正月は、名前の通り中華系を意識する家系の正月で、都市部に集中し、中流以上の家庭である。それに国の休日になっていない。だが、この機会に仕事を休んで行楽に出かける中流以上の家庭が多い。それでも、中国正月の行楽を歓迎すべき観光省が強い警告を発するのは異例である。既にオミクロン株の市中感染拡大の懸念が無視できない段階に入ったのであろう。その意味で、先に投稿記事は意味を持ってくる。
*下の記事を参考に
上記の観光省の通達は1月28日に発行され、通達で同省は次の措置を命じた。
「王立政府によって設定された予防措置は厳格に実施されなければなりません。
リゾートや観光地の管理を強化します。過密状態の場合、観光省は直ちに観光省と首都省に報告し、これらのリゾートと観光地の活動を一時的に停止する措置を講じる必要があります。
事業主と目的地は、ワクチン接種を受けた観光客のためのインセンティブを設定するように奨励されるべきですが、すべてのスタッフは保健省の要求に応じてワクチン接種を受ける必要があります。ツアーオペレーターにこの回覧の実施を包括的に広め、促進するためのワーキンググループを設立し、リゾートや観光地での観光統計の要約レポートを作成し、それを観光省に毎日送信します。」
という内容である。異例な観光省よりの通達である。中国正月で一気にオミクロン症例が全国拡大する懸念があるようだ。
掲載写真:イメージ(カンポット郊外) 画像:Khmer Times