本サイトへの読者の問い合わせに「オミクロン株の市中感染は本当のどうなっているのか」という問い合わせがありますか、「本当のところは解らない」というのが率直な実感です。
在カンボジア日本大使館領事班から在カンボジア日本人への配信メールもカンボジア政府・保健省の公式発表そのものですから、まるで信仰告白の「信じるか、信じないか」の問題となって久しいです。
オミクロン株症例の感染状況-信仰告白のレベルー
だが、次のものが答えのヒントになる。上はカンボジア、下は日本の一日当たり新規感染者(1月25日付)を見れば、その信仰告白が無知からくるものか、どうかが解るでしょう。
日々、保健省の公式発表を国内メディアで唯一掲載しているKhmer Timesは
「王国は、10の新しいコミュニティと18の新しい輸入された新しい亜種の症例を記録しました。」
「カンボジアは現在、653件のオミクロンの症例を記録しています– 429件の輸入と224件のコミュニティの症例ー」
「カンボジアはまた、0人の新たな死者を発表し、カンボジアでのCOVID-19による直接死者は合計3015人になりました。」
「カンボジアでは現在、PCR検査で診断されたアクティブなCOVID症例が825件あります。アクティブケースの合計は、過去3か月間減少した後、増加し始めています。」
と報道しています。
ワクチン追加接種は遅れている
上記の内容以外、記事にはほぼ毎日同じような文章が叙述されるているだけです。なかでも同紙面の他の政府広報記事とは矛盾するような「フンセン首相と保健省はブースター効果キャンペーンを推進し続けていますが、取り込みは遅いままです」な指摘を記述しています。
4回目どころか、3回目のブースターショットキャンペーンはプノンペンで始まってますが、都心部さえ「まだまだ」が現状です。
掲載写真:イメージ 画像:Khmer timesより。