「フンセン首相に所属する代表団は、首相のミャンマー訪問の目的と危機への対処は、国との関わりを目的としている」と述べた。
1月21日のインタビューで代表団のカオ・キム・ホーン大臣は、フン・セン首相のミャンマーの支配政権への対処方法についての誤解と誤解を明らかにした。
AEASENを逸脱するような外交という批判の高まり
これは、日本やインドネシア、タイを引き合いに出してフンセン首相のミャンマー外交を支持したという政府系Khmer Timesが報道していたが、いずれの国も軍の政権を承認した事実はないといった報道は出されていない。また、シンガポールがミャンマー軍事政権にASEANが「お墨付き」を与えるような議長国を名乗ったフンセン外交に釘を刺し、さらにマレーシアから厳しく批判され、カンボジアで開かれる予定であったASEAN外相会議が延期を余儀なくさせた後、カンボジア政府の過敏な抗弁とも言えるような発表である。
*下の記事を参考に
ASEAN Foreign Ministers’ Retreat postponed in part due to Omicron concerns
*カンボジア政府はASEAN外相会議の延期のオミクロン株症例を理由に挙げているが海外メディアはフンセン外交に対する反発がASEAN諸国から出ている、と報道している。
フンセン首相率いるミャンマー訪問代表団のキム・ホーン大臣は、「ミャンマーはASEANブロックのメンバーであり、したがって孤立させることはできない」「ミャンマー危機を監視し解決するためには、開かれた対話が必要である」と語った。「ASEANは協力するために連帯と団結が必要です」とキム・ホーンは言いました。キム・ホーンはさらに「フン・セン首相の訪問の目的は、危機の中で対立する勢力間の停戦を確保することであると説明した。首相は、軍事指導者が停戦を維持することを要求し、軍事指導者は、年末まで停戦を支持する」と付け加えた。
首相の訪問の最終目的は、「ミャンマーの人々に人道援助を提供することであった」と抗弁し、同大臣は、「東南アジアのブロックの加盟国によって合意された5点合意は、暴力を止め、ミャンマーとの対話を確立するために取られるべき措置があるべきであると指示していると指摘した。特使はまた、敵対的な状況に関与するすべての当事者と話し合う必要があります。」と付け加えた。
要はミャンマー国内では各地で激しい抗議行動が起こり、さらにアセアン諸国の内部から批判が起こったことに対するカンボジアの反応である。成果は「(軍政権は)年内に停戦を約束」を取り付けたというが、裏を返せば「(軍は)反政府派を残忍な弾圧で無力化させる」ということである。
掲載写真:フンセン首相と軍政代表との会談 画像:Khmer Times