久方の公表 オミクロン株感染が31人になっていた。全て入国検疫検出で

久方の発表は昨晩の首相スポーチの裏付けのため

昨日、12月14日以来の久方の保健省(? 記述なし)からのプレスリリースがあったようなのだが、なぜかKhmer Timesの今日の記事にはニュースソースの記述がない、どこかの省から載せて!と依頼されたものか、単に記述者がソース記述を忘れたものか。

本サイトの編集部では、この記事は保健省の公式発表と思っている。またもう一つ穿ってみれば、昨晩のオーストラリアのワクチン寄贈式でのフンセン首相の記事に合わせた発表であろう。

 

かなり前の「カンボジア入国検疫でオミクロン株を初確認」からその後のオミクロン株のニュース無しにフンセン首相のスピーチに「オミクロン株を怖れるな!」と触れたなら、カンボジア国民は情報のなせに反って疑心暗鬼となるだろう。SNSでフェイクニュースだとして指摘すれば、SNSより噂が拡がるのカンボジアである。

さて昨日の発表と思われるニュースだが、「カンボジアの合計31の重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS‑CoV‑2)のオミクロン変異型感染症は輸入されている検出されているようだ。このうち、オミクロン株感染者搭乗機はプノンペン国際空港、シェムリアップ国際空港での入国検疫で検出されている。

解り難いKhmer Timesの記述だが、12月18日に8人のオミクロン株の検出があったようだ。

「オミクロン株市中感染」公式発表があったら、身近であると捉えるのが正解

日本の12月では、全世界の国々で入国禁止対象にしており、帰国者や日本に永住権等が認められている人たちの入国検疫を行っているが、ネットのコメントに「入国検疫は穴だらけ」という批判がでているが、実に科学的では誤認かためにする批判である。いくらPCR検査をしてそれでも大阪をはじめとして京都、東京、福岡、広島と市中感染が昨日までに確認されている。要はPCR検査の時期、精度によって感染検出に漏れが出るというのは科学的な常識で、それ故に数日おきに検査が行われているのである。日本の12月の入国規制感染対策は感染爆発での医療崩壊を防ぐー例えば人口比で感染死亡率が一番高かったの大阪は既に医療崩壊の時期だったーために遅らせ、さらに新種のオミクロン株の症例特徴を見極めるための時間稼ぎである。日本とて防げぬ市中感染、デルタ株の急拡大の時の入国規制の頃ーオリンピックが控えていたーとは各段に厳密な入国検疫がおこなわれているにも関わらずである。

既に何度目かのコロナ禍を経験しているなかで国も人も学んでいるはずである。「市中感染」の公式発表は時間の問題である、と。発表された時は身近に感染が迫っていると。ここは日本ではないのですから。在カンボジア日本人はワクチンの時期と在カンボジア日本人も身近に感染の日から換算して、身近な感染経験者がけっこういますから、感染時の対処を聴いておくのも一つの方法です。

掲載写真:イメージ 画像:Khmer Times

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