日本政府は、すでに提供されている約100万回分のワクチンに加えて、約30万回分のアストラゼネカCovid-19ワクチンをカンボジア王国に寄付することになった。
「この決定は、日本とカンボジアの友情を踏まえてなされた」と、駐カンボジア日本大使の三上正博氏は、12月16日の声明で述べている。なお日本が生産を許可されている同ワクチンは、COVAX施設による後方支援の取り決めの下、ユニセフとWHOの支援を受けて、12月19日にプノンペンに出荷される予定である。
また日本大使によると、これまでに日本政府はカンボジアに総額6000万ドル以上の支援を提供してきました。これには、医療機器の寄贈、病院の改修、国境での感染予防対策のための国際機関による支援、ワクチンを適切に輸送および保管するための機器の提供が含まれます。
日本はまた、約2億2700万ドルの融資を提供しており、これはCovid-19の影響を受けた人々に財政的支援を提供し、医療制度内の提供を強化するために使用されている。
在カンボジア日本人もブースター接種が現実化
こうした日本のワクチン支援で、在カンボジア日本人もブースター接種の希望が見えてきた。前回7月の日本から届けられたアストロゼネカワクチンは、8月末にプノンペンで日本人会主催によって第1回のワクチン接種が実施された。
掲載写真:Khmer Timesより。