シェムリアップ・バンティースレイ地区で伝統風の凧祭りを開催

シェムリアップ州では初めてとなる、12月19日に凧祭りを開催し、バンティースレイ地区に住む人々によって作成および製造されたクメールの伝統風の凧を紹介するという。

凧祭りは、自然の風光明媚な環境のなかで凧を飛ばすために風を得て、クレン山麓のトゥベン自治区サルセイ村で開催される。

バンティースレイ地区長:キムフィナン氏は9日、凧祭りではバンティースレイ地区の地元の人々が創造的に手作りしたクメールの伝統風の凧を披露すると述べた。

*デザインの伝統風を謳う。が、凧祭りが伝統行事としてあった訳ではない。

「これまでに12人の凧の所有者がフェスティバルに参加するために登録されており、地元の人、訪問者、観光客にこれらの手作りの凧を販売して、お土産やカンボジアを記念して持ち帰ることができます」と同氏は付け加えました。

この凧祭りは地元の人々や観光客が訪れて人々の収入を増やすことを目的としており、バンティースレイ地区で2022年の国際新年に合わせて、12月30日から2日間、同州の農村フードフェアも開催されるという。

「観光客が村を訪れ、屋台で食事をしながら伝統的な音楽を聴きながら村人が作った食べ物を味わうための新しい体験を提供します」と地区長は期待する。2022年にクリーンハウスコンペティションプロジェクトを推進するための一歩である環境友好賞2021を受賞したことで、プレアダック村の村人たちを喜ばせたという。

年明けの外国人観光客誘致の再開にも合わせた行事だが、シェムリアップの観光事業は2年間のコロナ禍で大打撃を受け、宿泊施設は8割超が休業中、さらにカンボジア旅行代理店協会会長は、来年明けに再開というのに「外国からの観光客予約は1件もない」と嘆いている。

*下の2つの投稿記事をご参照ください。

掲載写真:カンボジアの伝統風デザイン凧 画像:Khmer Timesより。

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