ASEAN議長国地位は、10月28日にブルネイからカンボジアに引き渡され、王国史上3度目のアセアン議長国の地位に就任し、1年にわたる任期が始まりまった。
フン・セン首相は、2022年の議長国の最優先事項として、ASEANの3つの柱である政治安全保障協力、経済協力、社会文化協力を支持するというカンボジアのコミットメントを強調する機会に発言した。
「2022年にASEANの議長として、カンボジアは、ASEANの基本原則である「1つのビジョン、1つのアイデンティティ、1つのコミュニティ」についてフンセン首相は語った。
ASEANの政治安全保障協力の柱について、首相は、カンボジアは地域メカニズムと外部パートナーの協力を通じてASEANの中心性とASEANの統一を強化することに焦点を当て、カンボジアは、ASEAN憲章と「東南アジア友好協力条約」および最近の「インド太平洋に関するASEANの展望」に規定されているASEANの方法と原則によってすべての問題を導かれると述べている。
「ASEANは、確実に平和、安全、繁栄の中で前進する」と述べた
同首相は、長年懸案の「南シナ海の問題」に言及している。「これは歓迎されない問題であり、今では毎年、確実にASEANの玄関口に現れると。」
また同首相は、Covid-19とそれからの経済回復が最優先事項である一方で、ASEAN議長としてのカンボジアの年を複雑にする可能性のある物議を醸す性質の別の「ホット」な問題があったと述べた。それは、「ミャンマーの状況は悪化する可能性があり、場合によっては本格的な内戦にさえなる可能性があるため、カンボジアは十分な準備ができており、そこで発生する可能性のある危機に対処する準備ができている必要があります」とミャンマー問題の解決への難しさに触れ、アセアンの今後の課題を明確にしていた。