「カンボジアでは今年の8か月間で落雷により50人が死亡したが、これは昨年同時期の64人から約22%減少している」と災害対策担当報道官が9日(土)に発表した。
国家災害管理委員会(NCDM)・広報担当者:ソス・キム・コルモニー氏は、「死者以外にも今年の8か月間で43人が落雷で負傷した」と述べた。
同氏によると、落雷件数が最も多い州はシェムリアップ、バッタンバン、プレイベン、トボンクムン、バンテアイ・ミアンチェイの各州だという。また、落雷による死傷者に加え、この期間中に暴風雨により4人が死亡、32人が負傷し、482戸の家屋が被害を受けたという。
カンボジアは9月2日(月)、災害が人々、経済、社会に与える影響を最小限に抑えることを目指した災害リスク軽減のための国家行動計画(2024~2028年)を発表している
「この行動計画は、人命損失、経済的損失、インフラへの被害を減らすという共通の目標を掲げ、持続可能な国家開発のために安全で強靭なコミュニティを構築するためのロードマップである」と、国家災害管理委員会(NCDM)のクン・キム大臣はプノンペンで行われた発表イベントで述べた。
この記事は中国・国営新華社電をそのまま記事として投稿したKhmer Timesの掲載記事を元にしています。
掲載写真:中国国営・新華社電 Khmer Times掲載