7日、ポルポト派政権からの解放記念日を祝う

1月7日、カンボジアは近代史における最も重要な瞬間の記念日です。大量虐殺を行ったクメール・ルージュのポルポト派政権の崩壊を記念し祝す日である。カンボジアのアイデンティティ、文化、歴史を消し去ろうとした政権下での約4年間の恐怖と苦しみの終焉を記念する日、推定170万人の命が失われたその暗黒時代の記憶は、言葉にできない恐怖を生き抜いた生存者の心に今も刻まれています。しかし、1月7日は、国の回復力、希望、平和の回復の勝利の象徴、国民解放の日でもあります。

カンボジア文書センター (DC-Cam) のディレクター:チャン・ユーク氏は、ラモン・マグサイサイ賞を受賞した人物で、クメール・ルージュのポルポト派時代の歴史を保存し、生存者の物語を記録し、当時の残虐行為について未来の世代に教育することに人生を捧げてきました。

同氏はKhmerTimesの取材に対し次のように語っている。

この厳粛な記念日に対し、クメール・ルージュ・ポルポト政権時代に命を落としたすべての人々、つまり国全体を破壊しようとしたイデオロギーの犠牲となった親、子供、友人、そして数え切れないほどの個人を偲ぶ日です。人々の記憶を称えるとともに、歴史の教訓と、平和、団結、寛容を重んじる永続的な必要性についてもが考える日でもあります。過去の残虐行為が二度と繰り返されないようにし、このような大量虐殺政権が根付かない世界を築くことに全力を尽くすことは、私たちの共通の責任です。今日は、カンボジアの歴史で最も暗い日々を耐え抜いた人々への最大の贈り物は平和であることを思い出す日としましょう。

掲載写真:ベトナムの支援を受けたカンプチア救国戦線のプノンペン解放 KhmerTimesの掲載

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