7人の元CNRP(旧救国党)活動家、国王侮辱、政府転覆の罪で刑務所へ

7人の元CNRP(旧救国党)活動家は、2018年から2021年の間に当局に反抗し、政府を転覆させ、Facebookで国王を侮辱するように人々を扇動したとして、それぞれ18か月から3年の刑務所に送られた。

10日の午後、クン・ソナ判事は判決を下し、7 人の被告人の名前を挙げました。その中には、ロン・ライ、メン・タバリン、モーン・ファラ、モン・サラス、ミク・ヘンの 5 人の男性と、キム・トーラとライン・サヴリーの 2 人の女性が含まれている。

Sonna 裁判官は、そのうちの Thavry と Heang が逮捕され、刑務所に投獄され、他の 5 人の被告人は釈放されたが、裁判所の逮捕状を持っていたと付け加えた。ソナ判事が判決の言い渡しを終えると、ヘンは「それは不当だ。法廷は政府の道具に過ぎない」と叫んだ。

Heang 氏は、「私は被告として何も犯していないので、私の有罪判決に同意しませんでした。控訴します。

バンテアイ・メンチェイ州のルッセイ・クロルクの元コミューン首長であるサヴリー(33)は、法廷から「重罪を犯すよう扇動した罪」で懲役18か月の判決を受け、「重罪を犯すよう扇動し、国王を侮辱する」労働者のヘアン(34)は、「懲役3年」を宣告された.。

逃亡中だった他の 5 人の被告人は、法廷により、それぞれ「重罪を犯すよう扇動した」として 18 か月の禁固刑を宣告された。Heang 氏は、Facebook の投稿で自分の意見を表明しただけであり、これは憲法によって保証されている権利であると主張しました。彼は、政府に対して人々を扇動したり、国王を侮辱したりする意図はなかったと付け加えた。

こうした報道がKhmer Timesに報じられているが、カンボジアの政治、人権状況がどんなものであるか、を知る一つの基本データーである。これでは片目つむって融和外交を続ける日本とて、カンボジアの「民主主義」を公認できない訳である。

カンボジア 政治とは恐怖である

さすがにKhmer Timesも同日のニュースに<若者は「恐怖」のために政治やソーシャルワークを敬遠する>という見出しの記事を掲げて若年層の政治・社会活動への無関心を嘆いている。「政治とは恐怖でしかない」というのは、ロシア、中国、ミャンマー、ベトナム、北朝鮮とカンボジアは何ら変わることがないということであろう

掲載写真:Khmer Times

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