プノンペン 7㌔以上の麻薬所持でベトナム人2人逮捕

麻薬取締局はベトナム人2人を取り締まり逮捕し、7キロ以上の麻薬と6キロ以上の未知の物質を押収した。

麻薬取締局の高官は6月6日、地元ニュースに、プノンペン市警察と麻薬取締局(A10)が6月3日に協力して2つの異なる標的の捜索と取り締まりを行ったと語った。チャムカーモン地区のトンレ・バサック区のノロドム・ストリート沿い、さらにチャク・アングレ・クロム区プレク・タロン1村、ストリート30、153D番地の2か所で麻薬捜索が行われた、という。

同捜索で、警察特殊部隊は1989年生まれのグエン・ビン・ロク容疑者と1975年生まれのハ・チュン・ドゥク容疑者の2人を逮捕し、麻薬7,200グラムと非特定物質633.76グラムを押収した。

現在、容疑者と証拠品は処理のためプノンペン都裁判所に送られている。

なお、ここ2週間、ベトナムやタイ人関連の麻薬密売事件の摘発が増えており、一方で中国人関連の麻薬摘発はなり潜めている。だからといって、中国系マフィアの麻薬組織が大人しくしているとも思えない。ベトナム人の場合、ベトナム国内で摘発強化に連動した動きだが、中国マフィアの摘発はどうなっているのか、ちょっと奇妙である。

掲載写真:警察提供 Khmer Times掲載

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