6万5千ドルの同胞詐欺事件で韓国人が裁判中ー被告も原告も同じ穴の貉かー

韓国のビジネスマンが10月11日、オンライン詐欺で逮捕された韓国人兄弟の釈放が可能だと称して、同胞の韓国人から 65,000 ドルを騙し取ったとして、プノンペン市裁判所で裁判にかけられた。

キー・マネラ裁判官は、プノンペンの韓国系オンラインギャンブル会社で以前働いていた IT 専門家:パク・ボンジェ (Park Bong Jae) 氏を被告人として指名した。被害者はプノンペンに住む韓国人所有の不動産会社のオーナーであるチョン・ソンホ(42)であるという。

被告人:ボンジェは、カンボジア刑法第 377 条および第 378 条に基づく「詐欺」、およびカンボジア移民法第 28 条および第 30 条に基づく「適切な書類なしでカンボジアに滞在した」罪で起訴されている。有罪判決を受けた場合、被告人は 6 か月から 3 年の懲役刑に直面する。

マネラ裁判官は、1 月 26 日、被害者の兄がオンライン詐欺でカンボジアのインターポール(国際刑事警察)の職員に逮捕され、プノンペンにある内務省のインターポール部門に一時的に拘留されたと述べた。

被告人は当時、クメール人の妻を持ち、カンボジア語を話すことができ、内務省で働いている多くの高官を知っていると述べていたという。マネラ裁判官によると、被告人が被害者(逮捕者の弟)に、関連する警察官に賄賂を贈るために被害者の兄弟に50万ドルを使えば、被害者の逮捕された兄弟を解放するのを助けることができると述べ、お金を騙し取ったという。

報道では詐欺の被害者がオンライン詐欺で逮捕された兄弟を賄賂で解き放とうした者であるが、どっちもどっちの感がある。要は詐欺者をお金で解放させようと詐欺にあった、同じ穴のムジナの類にしか見えない。

掲載写真:イメージ 画像:Khmer Times

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