54人の不法出稼ぎ労働者 ポイペトを通じてタイより強制送還
強制送還された密入国でタイで働く出稼ぎ労働者

18日(金曜日)、バンテアイメアンチェイ州のポイペト国境検問所の入国管理官は、タイ当局によって強制送還された6人の女性と1人の子供を含む54人のタイに密入国したカンボジアの労働者を受け入れた。

これら50人以上のカンボジア人の密入国の不法労働者たちはタイで逮捕され、カンボジアに送り返されたものである。既に12月だけで、6,800人以上の不法密入国のカンボジア人労働者がタイで逮捕され、ポイペト検問所とオベイチョアン国境検問所を通じてタイ当局によって送り返されている。

内務省の入国管理局の報道官:ケオ・ヴァンソーン Keo Vanthorn氏は「54人の労働者全員が職業訓練を受けることができるようにポイペトトランジットセンターに送られた」と述べ、「違法な国境通過を防ぐために、第一に、私たちは彼らを教育し続けなければなりません、第二に、私たちは国境に沿って規制を強化しなければなりません、そして第三に、私たちは反人身売買に関する法律を施行しなければなりません」と同氏は語った。

カンボジアからタイへの出稼ぎ労働者、毎年数万~数十万単位で

タイより強制送還されている

カンボジア人の密入出国が後を絶たないのは、カンボジア・タイ両国に密入出国を手引きする斡旋ブローカーが存在しているからであり、カンボジアからタイへ向かう出稼ぎ労働者、ベトナムに向かう者たちより、圧倒的に多い背景にはタイが底辺作業にカンボジア労働力を必要としていることがある毎年、不法入国や不法滞在で数万~数十万のカンボジア人がタイから強制退去されられている。

タイは既に新型コロナウイルス(COVID-19)感染の蔓延を理由にカンボジアとの国境を封鎖している。

*掲載画像:強制送還された密入国でタイで働くカンボジア出稼ぎ労働者 画像:Khmer Timesより

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