カンボジア軍事裁判所は25日、カンボジアで許可なく弾薬を輸送したとしてベトナム人2人とカンボジア人1人を起訴し、投獄した。
コンポンスプー州憲兵隊副司令官ドゥオン・キムセン大佐は、被告人2名をベトナム国籍のフイン・ヴァン・ホー(51歳)とフイン・バ・ブイ(24歳)と特定しており、両名はプレアビヒア州ロベアン地区にある「グローバルグリーン」というベトナム人所有の会社で働く従業員である。
また同じく起訴されたカンボジア人男性はカーン・ソルホーン(41歳)と特定されている。被告は上記の同会社でカンボジア語・ベトナム語の通訳として働いており、プレアビヒア州ロベアン地区に住んでいる。
同副司令官によれば、カンボジアの武器、爆発物、弾薬の管理に関する法律第20条に基づき、「許可なく爆発物と弾薬を輸送した」罪で起訴されたと述べている。何のためにどこからか、どこへか、銃器や犯罪目的等の犯罪情報は軍から明らかにされていない。
掲載写真:コンポンスプー憲兵隊の手今日
同氏はさらに、彼らが月曜日にプレア・シハヌークからプレア・ビヒアへ弾薬を輸送中だったところをコンポンスプー州プノン・スルオッチ地区の州軍警察に逮捕されたと付け加えた。
同氏はまた、軍警察が1,440発の弾丸が入った弾薬ケース3つと、携帯電話3台、トヨタ車1台を押収したとも述べた。
有罪判決を受けた場合、3人は懲役6ヶ月から2年の刑に処せられる。