2025年に幼児が鳥インフルエンザの16人目の犠牲者

保健省は16日(木)声明で、コンポンスプー州バセデス郡チェ村の3歳の女の子がH5N1型ウイルスに感染していることが確認され、今年の感染者数はこれまでに16人目となったと発表した。

声明によれば、15日(水)の国立公衆衛生研究所の検査結果では、彼女はH5N1型ウイルスに陽性反応を示したという。

患者は発熱、下痢、咳、腹痛などの症状を示しており、現在は医師チームによる治療を受けているという。

声明によると、調査の結果、少女が発病する約1週間前に、少女と隣人の家で鶏やアヒルが病気になり、その後死んでいたことが判明した。

保健当局は、地域社会での感染拡大を防ぐため、感染源を調査し、被害者と接触した個人を検査している。

声明によれば、鳥インフルエンザの蔓延を防ぐ抗ウイルス薬タミフル(オセルタミビル)が、感染少女と直接接触した人々に配布されたという。

同省によると、今年これまでにH5N1型鳥インフルエンザによるヒトへの感染例が16件報告され、うち5人が死亡した。

このニュース、真っ先に中国・国営メディア:新華社が報道し、Khmer Timesがそのまま掲載している。

掲載写真:新華社

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