19日 600以上の新規感染者を予想、プノンペン都は危機的である

14日以来、この国の保健省が毎日発表していた新規感染者や死者数の発表が途絶えている。

政府の綱紀機関の役割を一手引き受けている地元活字メディア:Khmer Timessはその前日の13日に保健省の発表に不審あり、と同紙の記事で公然と批判して以来である。政府の広報誌の役割を担っている同紙が政府の省を批判するのだから穏やかな話ではない。

これに伴って在カンボジア日本大使館から在留日本人への配信メールも毎日のように「前日の感染者情報」を載せていたが、それがピタっと止まった。日本大使館と同居する領事のお仕事はその国在留邦人の保護だが、ピタっと止まって理由の説明が未だない。これでいいの?とは思うが、お役所だからで済ませる日本人も多いのだからと見ている。要はカンボジア側から毎日届いていた保健省の通知が止まったのだろう、またアセアン諸国の感染状況を日々発表する国際機関を引用するKhmer Times では記事自体の数字に不審がある。そうした状況で14日以来の本サイトの記事で、「保健省の」という記述がない限り、全て非公認の数値であるとお受け取りください。

4月18日朝 Khmer Times より 4月19日朝 Khmer Times より と、全く同じ記事を載せている。

この画像がでるとアセアンの各国別感染場がわかる。

カンボジアでは、新しいコロナウイルス(COVID-19)の新しい陽性症例が618件ありました。集計は6,389です。46人が死亡。合計は2,476で回復しました 。   

となっている。

以上の記事以外、昨日はカンボジア全体の州別感染者確認が何人?といった記事があったのですが、見当たりません。 その時、上記の616人中プノンペン都が400人以上でした。

Newsは生(もの)ですが、カンボジアの報道自体が発信主体(社)自身が検証していないため、報道記事をいつ、どのように取り上げるか困難な時が多い。本サイトはネットソフトそのものの直訳翻訳文を載せることはありません。少なくとも誤字、脱字はありえても日本語文になっていないような記事は却下するようにしています。

非公式 今日は新規感染者が600人以上確認されるだろう

19日朝、「非公式のカンボジアのCOVID-19アップデート。600以上のCOVID-19陽性症例が予想される」という見出しで次の内容(要約の記事)が出ました。

カンボジア当局は本日、600件を超える新しいCOVID-19陽性の発見を発表する予定です。

合計が1日で600件を超える可能性がある2日連続の日となります

医療は完全に逼迫状態である

当局の最大の懸念は、毎日の膨大な量の新しい症例が既存の治療および検疫施設を圧倒する可能性と、毎日発見される新しい症例の数が、要求された大規模な民間から追加の治療医療施設を準備する当局の能力を上回っていることです。

<略>

昨年全体で死亡はなく、2020年には約500件のCOVID-19陽性症例が記録されました。

大阪府よりプノンペン都の感染率が高いー電車もバスも走っていないのにー

プノンペン都:1日感染者420人で人口比0.000197感染率

大阪府:1日感染者1220」人で人口比0.000138感染率

*共に昨日の感染者数を元に計算。

公共交通機関もない、企業活動も原則禁止のプノンペン都は感染率が以上に高い、となります。プノンペンは危機的な状況なのである。

 

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