1月の17日間で詐欺拠点の取締りで外国人約300人逮捕、中国は厳しい対応を要請

今年最初の17日間でプノンペンシェムリアップ州バッタンバン州プレア・シハヌーク州スバイリエン州のオンライン詐欺施設が捜索され、約300人の外国人容疑者逮捕された。

国家警察副本部長のチア・ポブ中将は、作戦は1月1日から17日まで実施されたと述べた。

同副本部長は、オンライン詐欺の首謀者であるチェン・ジー氏と不動産王のリー・クオン氏の逮捕を受けて、数百人の外国人(そのほとんどが中国人)がプレア・シハヌーク県とスバイリエン県で勤務していたカジノから逃亡したと述べた。

*下の記事をご参照ください。

「これらの外国人はオンライン詐欺に関与していたことが判明しました。彼らは身の安全を懸念し、また首謀者たちが逮捕されて以来報酬を受け取っていなかったため、隠れ場所から出ました」、「それで彼らは自力で母国に帰ることを決めたのです」ととポブ中将は述べている。

ポブ陸軍中将は、政府によるサイバー犯罪の取り締まり強化が今回の決定の理由だと述べた。

同氏は、オンライン詐欺に対抗するため、オンライン詐欺対策委員会を含む当局が他国、特に中国警察と協力していると述べた。

中国大使 中国国民の行方不明なる事件多発、詐欺拠点摘発に関し

カンボジア当局へ厳しい取締を要請

1月17日付大使館の声明によると、中国の汪文斌大使は最近、サル・ソカ内務大臣、プラク・ソコン外務国際協力大臣と会談した。

王大使は声明の中で、「カンボジアでは中国国民が行方不明になる事件が多数発生しており、最も深刻な事件はオンライン詐欺に関連しているとして北京に深刻な懸念を引き起こしていると述べた。同氏は当局に対し、中国国民を狙った違法な拘禁や暴行、オンライン詐欺などの犯罪をより厳しく取り締まるよう」求めたという。

国連薬物犯罪事務所の報告書によると、オンライン詐欺による世界の損失は2023年に370億ドルに達し、容疑者の少なくとも10万人がカンボジアだけで働いているという。

日本国内では、<「まるでアウトレット」カンボジア詐欺パークと中国マフィアの実態ー中国マフィアが目の前で頭を撃ち抜いて…日本人実行犯に直接取材ーという見出しで雑誌:文芸春秋が特集記事を掲載した。

掲載記事によるとカンボジアは犯罪のアウトレットという表現で、特にオンライン詐欺の収益はカンボジアのGDPの2割以上を占めると報じられている。

動画:https://www.youtube.com/watch?v=7cPAe5qb6dc

動画 https://www.youtube.com/watch?v=CMpglxV0TGU

記事紹介:https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h11445

掲載写真:国家警察 Khmer Times掲載

 

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