<2月20日事件>陸続とタイから帰国 プノンペン、デルタ株区域閉鎖。
これが国境沿いの検疫隔離センターである。プノンペンの工場労働者の検疫隔離センターと変わらない。

 8月158月14日の確定数)午後6:00現在

<2月20日市中感染事件>関連での新規感染者391(内デルタ株市中感染人65

◇ 入国検疫197人(大多数がタイからの帰国者 デルタ株?人)

総計:588

<同事件>関連での累計72,566人、カンボジアでの累計総数85,448(輸入症例12,882 2月20日市中感染以外の国内感染者累計65人)死者1683(前日比+17人)

8月14日の報道(8月13日の確定数)

8月13日夜現在、プノンペン都を含む全国でインド変異種デルタ型症例65人を確認。

パイリン州:知事、タイ、カンボジア側の移民労働者を食いものにする人身密輸ブロカーたちを厳しく非難。「タイでの高給の仕事を約束して、弱者や貧しい人々を金のために詐欺する」ブローカーたちは、タイで人道的な扱いを受けている労働者を騙し、カンボジアに不法帰国させ、両国の警備隊に遭遇するや労働者たちを放棄し逃亡すると、激しく非難した。

*13日夜現在、タイから帰国した労働者たち1400人余りで149人の感染が確認されている。

 

8月15日の報道(8月14日の確定数)

・8月14日、タイからの帰国労働者755人の内151人の感染者を確認。

・バッタンバン州:帰国出稼ぎ労働者99人中感染者9人を確認。

*入国者用の検疫ホテルとして3番目のホテル:Sofitel Phnom Penh Phokeethra が利用できるようになった。

警告!:下記に場所、日時に訪れた人は2週間の自主隔離検疫、症状が出た時は病院へ。

プノンペン都

① 感染者の確認でデポット市場(Depot market、 Tuol Kork 地区)が閉鎖。

  従業員の感染確認で皮膚科クリニック:Sophea Beauty Center(Sovanna Shopping モール近く)に近日及びその後の時間の訪問者へ。

③ 従業員の感染確認で自動車修理店: Car repair shop(House No. 236, St. 35, Village 2, Chak Angre Krom, Khan Meanchey)、近日及びその後の時間の訪問者へ。

*パイリン州:パイリンとタイのチャンタブリーの間の29か所の既知(所謂「ねずみの穴」という)違法国境通過箇所を完全封鎖した

バンテアイミアンチャイ州:ポイペト市のカジノでの仕事ために不法越境しようとしたタイ人6人がタイ国境警備隊に拘束される。

バンテアイミアンチャイ州:感染者確認でSerei Saophoan区域を閉鎖。

*掲載写真:最上段の写真、これがタイ国境沿いに帰国者用に設けられた検疫隔離施設。各自2~3週間の隔離。それにしても入国者用の隔離ホテルに加わったソフィテルホテルの部屋、その格差にムが痛む。

上掲のタイから陸続と戻って来る出稼ぎ労働者たち、家族連れに自炊道具・着替えなどタイでの生活での自前ものをもっての帰国、彼らを同胞として見る者には実につらい写真である。民の貧しさが国の貧しさであり、その貧しさ故に人がどのように扱われるか、カンボジアもその一つだが、日本とて「明日は我が身のなのだ」ろう。

画像:全てKhmer Times より

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