＜2月20日市中感染事件＞4－6日感染者、プノンペン3日間1500人超

2021年5月7日 2021年12月25日

既に在カンボジア日本大使館よりの配信メールを受け取ってご存じ方も多いと思いますがーこの配信メールは長期滞在で日本大使館に在留届を出している方対象に配信されているメールーですが、いったい何度目になるのか、保健省よりの日々の新規感染者（入国検疫を含めて）の確認は長く市中感染・輸入症例別及び州別の新規感染症例件数の発表でしたが、また3日（月曜日）より大きく変わりました。この一貫性のなさ、時に大幅な遅れ（これは事務処理能力としてある程度理解できますが）など一切の説明もなく変更されました。本来国家の統計とは、政策づくりの重要な根拠となるものです。それが、各国大使館へ提供されているものが下記のように何等説明もなく統計の内容項目まで削除されるのは常識ではあり得ないことである。それ故、その国の国民すら正確な情報が得られない、ましてや外国人はただただ茫然とするばかりである。

Khｍer Times、保健省の日々の感染者発表に疑義

また、Khmer Times には、5月5日付けの題名＜最新のCOVID-19症例番号をめぐる「混乱」（邦訳）＞という記事で

「保健省が本日、最新のCOVID-19症例番号を含む突然のプレスリリースを発表した後、最新の供給された数値について質問があった。

通常、省は、総症例数、新規症例数、地域症例数、回復、死亡などの詳細な内訳を発表します。これには、州の内訳と、関連するすべてのカテゴリーの合計数の要約が伴います。

しかし、今日、省のプレスリリースは、多くのソーシャルメディアコメンテーターによって「混乱している」と説明されている図で構成されていました-特に110人の新しい死を示しているように見えたという事実のために-実際の数字は3人の新しい死をもたらします合計で110になります。

これ以上の情報は発表されていません。繰り返しになりますが、これは通常の省のルーチンとの決別であり、最初のリリース後にいくつかの詳細な図のセットがリリースされます。

発表された数字は、これまでかなり正確であった信頼性の高い情報源によって昨夜明らかにされた900以上のケースとはかけ離れていました。」という記事が掲載された。

かつて現在ロシアがソビエト連邦と言われた時代、統計は宣伝という観点で全く事実とは異なるものであった。例えば経済成長率（GOP）が戦前の30倍という発表も事実は数倍過ぎなかったという実は長期停滞で、それ故のソ連崩壊という結果に終わった。このような統計自体があてにならぬと、政策自体が立てられないという結果に陥ってしまう。

政府の公式情報を伝えるKhmer Timesすら、「保健省による今日の毎日の更新は突然で不完全なようです。」（6日付け）といった疑問を書く始末である。そこで本サイトでは、各メディアの報道をチェックして在カンボジア日本人にとって何が身近で重要かに基づいて各州や各都市の新規感染者の確認報道を精査しお伝えるする次第です。そのため、確認に時間がかかることを予めご了承ください。