<2月20日市中感染事件> 新規感染28人、依然感染状況は厳しい

プノンペン都10人、シハヌークビル18人の新規感染者を確認

4日の保健省の発表によれば、<2月20日市中感染事件>関連で新規感染者28人を確認したという。

そこで気になるのは、シハヌークビルでの新規感染者18人でプノンペン10人よりも確認数で上回っていることである。さらに入国検疫で3人の感染者が確認されている。これで同事件がらみでの感染者累計402人、カンボジアの累計総数909人となった。

新規感染者の内訳は、中国人17人カンボジア人10人ベトナム人1人である。が、気になるのは3日にシハヌークビルで地域住民の感染が中国人を数で上回り、4日にも地域住民の感染者数に占める割合が増えていることである。今後の感染状況はシハヌークビルでの地域住民への拡がり次第となるであろう。

なおカンボジアに於ける保健省発表における新型コロナ感染状況、主要メディアの英語版でさえ、同日付でありながら人数が違う。これは、単なる時間差の確認ではない。また新規感染者の発生場所、内訳=国籍別人数が日によって報じられるたり、なかったり、と。これは保健省の発表の問題なのか、それともそれを伝えるメディアの問題なのかも定かでない。そのため、本サイトでは、他日の感染報道と比較して足りない情報を補足している。

*掲載写真:封鎖箇所が急増するシハヌークビル市内    写真:Khmer Times.

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