カンボジアで新型コロナウイルス(COVID-19)によって初めての感染者が死亡した、と11日午後、保健省によって発表された。
発表によるば、死亡者は50歳のカンボジア人男性で、今朝10時40分にクメールソビエト病院に入院中に亡くなった。
死亡者はプノンペン都ミェンチェイ地区チャクアングレ区に自宅があり、プレアシアヌク州で感染した中国人の運転手であった。死亡者は2月27日に感染者であると確認され、同病院に入院していた。発表によれば、雇い主の中国人はオリンピック市場近くのN8ナイトクラブに頻繁に出入りしていた、と非難めいてKhmer Timesは書いている。雇い主の中国人は密室の夜遊びで自業自得の面があるが、身近な雇い主からの感染での死は哀切である。感染者の雇い主は死者にいかなる礼を尽くし補償をするのであろうか。カンボジア人でなくとも気になるところである。運が悪いでは済まされない。
*掲載写真:カンボジア初の死亡者がでたプノンペン都のコロナ患者指定のクメールソビエト病院。まだ、セキュリティー不足であると書かれている。 画像:Khmer Times より。