
カンボジア軍が7日(日)プレアビヒア国境でタイ軍の砲撃を受けたと国防省が声明で確認した。
同省報道官:マリー・ソチェアタ中将によれば、事件は午後2時15分頃、プレアビヒア州チョムクサン地区プロリアン・トマール区で発生し、タイ軍は小火器、B40ロケットランチャー、60mm迫撃砲を使用したと伝えられている。
カンボジア軍は直ちにタイ軍に連絡を取り、発砲停止を促したが、カンボジア側は反撃は行われなかった。タイ軍は午後2時32分までに発砲を停止したと伝えられている。カンボジア軍は引き続き状況を慎重に監視し、最高レベルの警戒を維持した。
同省はまた、ASEANオブザーバーチーム(AOT)にもこの事件について通知し、透明性、公平性、そして説明責任を確保するための調査を要請する予定であると述べた。カンボジアは、停戦とカンボジア・タイ共同宣言の条項を遵守するという確固たる決意を改めて表明し、平和的解決、国際法、そして既存の条約を遵守するとともに、いかなる武力行使にも反対する姿勢を強調した。
掲載画像:国防省

