<詳細> 強姦未遂と偽リベンジポルノ事件、富豪の娘と婿が自白後釈放

プノンペン市裁判所は昨日、検察官がMyTVのホストであるMean Pich Ritaを不名誉にする目的でポルノを制作したとして起訴しないことを決定した後、大物HengSearの娘と婿を釈放した。

同事件は、窃盗容疑と傷害で拘留されたMean Pich Ritaさんが、告訴した富豪Heng Sear氏を強姦未遂で逆告訴としたところから明るみになった。そもそもSear氏の告訴で窃盗と傷害の罪で拘留されたMean Pich Ritaさん側にフンセン首相の顧問弁師団グループが調査を開始し、彼女の保釈を要求したことがきっかけー5月12日の報道ーであった。

 

プノンペン警察報道官であるサンソクセイハ大佐は、反サイバー犯罪局による調査が開始された後、5月15日コーン・チュンダラ(32歳)と彼の妻のテイン・キムヘン(30歳)土曜日に逮捕した。

2人は依頼を自白したが、謝罪し制作者ではないので不起訴処分

逮捕された二人はPich Ritaと父親の間のセックススキャンダルのように見さかける写真を作成するために男性と女性を雇い、ソーシャルメディアに投稿したと告白しましたが、ポルノを自分で作成しなかったため、裁判所は不起訴処分で17日に釈放した。この保釈、制作は依頼し、制作したビデオをfacebook上で供したのに、実際に制作したのではないから、不起訴処分で終わったという何とも割り切れない結果である。

検察側は事件の調査は続いていると言明

プノンペン市裁判所の副検察官兼報道官であるPhlong Sophal氏は、5月14日、一連のポルノ画像がソーシャルメディアで共有され、Pich Ritaの画像に関して世間の混乱を引き起こし、彼女の名誉と尊厳に深刻な影響を与え,すべての女性の尊厳に深刻な影響を及ぼした、述べている

所謂悪質な「リベンジポルノ」の事件でもある。事実、カンボジア人がいうには、被告Sear氏側は原告Pich Ritaを娼婦と述べている、という。

同報道官は、これらのポルノ画像が配布される前に、当局はビデオクリップを録画するために2人が採用されたという強力な予備的証拠を持っていると述べ、1人はPich Ritaに似た外観で、もう1人はSearに似た外観であるという。「逮捕者:Khorn Chhundaraは、ソーシャルメディアで出所不明のポルノ画像も受け取ったことを当局に確認し、WhatsAppとTelegramで7人が共有した」と述べていまる。また、同報道官は、ビデオクリップをソーシャルメディアの投稿した事実に基づいて、検察官は司法警察官と調査を開始し、証拠を収集して目撃者にインタビューすることでこの事件の真実を見つけた、と述べた。「この場合、(逮捕者:チュンダラ)は謝罪の手紙を書き、この事件を二度と起こさせないことを約束した」とも同市は付け加えた。同氏は、プノンペン市検察庁が調査結果を注意深く調べ、チュンダラとキムヘンを釈放し、ソーシャルメディアで共有されたポルノ画像の作成元を調査し続けることを決定したと述べた。

ここまでの報道記事を読む限り、富豪の父親を有利な状況に置こうとしてその娘と婿がポルノビデオ制作を依頼した事実やその証拠品を掴んでおり、裁判所が不起訴処分とした2人についてまだ、終わったわけではない、という趣旨を述べている。

さらに同報道官は、過去2日間の調査で、次の予備的な結果が得られたと述べた。チュンダラとキムヘンは、スキャンダルを作成するために、ピッチリタとシアと同様の特徴を持つ女性と男性の2人を実際に募集した。そして、an event with Pich Rita and Sear in the car really happened and there were also video clips of the car being used as evidence.(邦訳:車の中でPich RitaとSearとの事件が実際に起こり、証拠として使用されている車のビデオクリップもあった。)と述べた。

上記の部分:このビデオクリップが制作されたポルノビデオなのか、実際の事件のビデオ映像なのか英文記事だけでは不明である。

「この不適切な写真を共有して本当に申し訳ありません。この画像が誤解を招く可能性があり、Miss Mean Pich Ritaの名誉と尊厳を傷つける可能性がある場合は、この不適切な画像を共有したことをお詫びし、二度と起こらないことを約束します」と彼は言いました。

裁判所は告発者の原告と被告に召喚状を出した

逮捕されたChhundaraは、「5月14日、実際に2人を募集した。そのうちの一人は、Pich Ritaに似た体格で、もう1人は義父のSearに似た体格でした。」「2人の制作依頼の目的は、車内で起こった事件のビデオクリップを録画して、車内で何が起こったのかを明確に理解することでした」と述べ、「しかし、私はこれらの2人の選択がポルノビデオを制作することではなかったことを強調したい」とも付け加えている。

なお、プノンペン市裁判所書記官:Ly Socheaは17日、地元メディアに裁判所がPich Ritaの訴訟で尋問のために出頭するよう召喚状を出したことを伝えたが、被告:Searは負傷から回復しなかったため延期を申し出ている。同書記官は、裁判所の検察官は、彼が回復した後、尋問のために彼を召喚すると述べた。

同書記官は、遅延を求めるシアーズの手紙によると、彼はプノンペンの王立病院に滞在しており、ピッチリタに刺されたとされるときに発生した怪我の治療を受けている、遅延を求めるSearの手紙によると、被告はプノンペンの王立病院に滞在しており、原告のPich Ritaに刺されたとされるときに発生した怪我の治療を受けている」と付け加えた。

一方、フンセン首相の顧問弁護士グループの責任者であるKy Tech氏は、昨日この件についてコメントを出していない。

事件は依然として明らかになっていない部分がある

多くのカンボジア人が注視する強姦未遂事件とポルノビデオ制作事件、そのきっかけはPich Ritaさんの窃盗と傷害事件である。その傷害事件がPich Ritaさんの自衛ー富豪の強姦行為に対する抵抗ならば、事件の結果は大きく変わる。

或るカンボジア人が言うように「日本の政治家と同じですよ。お金持ちは都合が悪くなると入院するのと」なのか。そもそもPich Ritaさんの窃盗や傷害事件はあったのか。わざわざフンセン首相の顧問弁護士グループが調査に乗り出したからには、うやむやで終わらないと多くのカンボジア人は事件の推移を見詰めている。

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