<緊急>保健省、特にプノンペン都は感染のリスクが高いと警告!昨日までに変異種12症例を確認

コロナウイルスはいつでも人を殺すことができる

保健省・報道官は13日午前、「新型コロナウイルス感染が特にプノンペンで急速に広がっている」緊急アピールを発表した。

保健大臣:Or Vandine博士は、「カンボジアで急速に蔓延している新型コロナの新規感染者数に注意するよう、全ての住民に呼びかけた。特にプノンペンは非常に速い感染率を維持しており、感染者数でプノンペンは全国のほぼ半分を占めいる。」「人々に家にいて、場所を移動したり、結婚式、新築祝い、宗教祭、その他の祝賀会を開催したりしない」ように促した。さらに今すぐ感染して死ぬよりも、会議や大勢の人を止めて集会を延期するほうがよい」と彼女と強調したという。このアッピールには昨晩までに新型コロナウイルス変異種の12症例の確認も特にプノンペン住民に大きなリスクであるという意味が含まれていた。この変異種は急速な感染拡大を引き起こしているという。

変異種の件、13日の午後、Phnom Penh Postのみ報道。

同女史は、「コロナウイルスはいつでも人を殺すことができる」と付け加えた。

プノンペンの感染危険リスク、新たなステージに 

12日夜までに新型コロナウイルス変異種が12症例

保健省・報道官による13日午前、「新型コロナウイルス感染が特にプノンペンで急速に広がっている」緊急アピールだが、昨日の夜までに12症例が新型コロナ変異種であったことへ危機感の表れとみられる。そこで保健省は「変異種がプノンペンや他州に急速に広まっているので、一般市民、特にプノンペンの住民に警戒を怠らないように繰り返し呼びかけました。」(Phnom Penh Postのみ 報道)とある。

明らかにカンボジアのコロナ禍・第3波は新たなステージに上ったことになる。

Khmer Times は保健省のアピールの記事で「the new virus」と書くのみで新型コロナウイルスの変異種を意味するとは解らない。記事には「the new virus is more cruel and fast spreading that can kill a person at any time with one death already recorded due to COVID-19 while a number of other patients are in serious condition now,」とある。

9日夜の時点から新規感染者確認が急増

フンセン首相は7日の音声メッセージで「プノンペン検疫センターで治療中の新型コロナ感染者を旧グレートデューク・ホテルに移送するよう当局に命じた」、さらに9日にフン・マネ氏を責任者に指名して患者移動を強力に進める前日の8日夜、フンセン首相が8日に述べたように保健省からの報告で50人近い新規感染者がいるという報告を受けていた。その後、フンセン首相の指示と保健省の対応に食い違いみせたが、9日午後の保健省の発表で落ち着いた。が、メディア速報は午後4時であった。

5日夜 新規感染者21人 6日夜 新規感染者31人 7日夜の時点で新規感染者24人 9日昼の時点で新規感染者48人9日夜 新規感染者64人 10日夜 新規感染者39人 11日夜 新規感染者60人12日夜 新規感染者39人。

まるでフンセン首相の激怒に合わせたかのように新規感染者の確認が急増した9日昼(8日夜の集計)が転換点の日であったことが上記の5~12日までの保健省発表の新規感染者数の推移を見れば解る。なぜなのか、変異種の問題なのかどうか、それは皆さんで読み解くしかないであろう。

*掲載画像:保健省:保健大臣:Or Vandine博士は緊急アピールを発した。画像:地元メディアより。

 

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