<続報> 首相、路上で麻薬中毒者の刃物で殉職した警官を悼む

昨日(30日)、フン・マネ首相は、プノンペンのボンケンコン地区ボンケンコン2区警察署の献身的な警察官であるサオ・ラスカ中尉の殉職に心からの哀悼の意を表した。

死亡したラスカ中尉は、麻薬・暴力犯罪を取り締まる作戦を勇敢に遂行する中で、最大の犠牲を払った。

首相は警察官の家族に心からの哀悼の意を表す手紙を自ら書き、送ったという。
「妻と私は、サオ・レアクサ中尉の死に哀悼の意を表します。これは家族の一員の喪失であり、また、治安、公共秩序、そして国民の安全のために心身の健康を犠牲にした勇敢な警察官の喪失でもあります」と手紙のなかで首相は述べている。

この警官の殉職は、本サイトでは、土曜日に速報を出しましたが、事件の速報が入り、下の記事の間違い部分を訂正して、お知らせします。

30日(金)の警察の報告によると、麻薬中毒の容疑者がナイフを振り回して住民を脅迫するという事件が発生した。通報を受けて区警察官が向かうと容疑者は警官をナイフ(斧)を向け、容疑者は警官の銃を奪い警官に発砲したという。その間に警官はナイフで腹、背中を刺されたという。周辺の住民が加勢にはいり、容疑者を取り押さえ、駆け付けた警察官が逮捕したという。

同事件は、8月29日午後4時過ぎ、ボエンケンコン地区ボエンケンコン2区ストリート304で発生した。

容疑者が射殺された、という速報は誤りです。

また、周辺の住民によれば、3発の銃撃音が聞こえたという。おそらく容疑者が銃を奪おうしたさいに起こったものと思われる。

掲載写真:プノンペン都ボンケンコン地区警察の提供

 

おすすめの記事